本文に移動

KBS娯楽番組‘与党要人 頻繁な出演’

https://www.hani.co.kr/arti/society/media/405233.html

原文入力:2010-02-17午後09:52:48(1190字)
チョン・ドゥオン‘常連’…キム・ムンス,チュ・ホヨン等も出てきて
言論労組 "政府広報放送に変質" 指摘

パク・チャンソプ記者

与党要人らが<韓国放送>(KBS)演芸・娯楽プログラムに出演するケースが頻繁になっている。

韓国放送は去る15日午前9時40分から11時10分まで90分間進行された‘ソル(陰暦正月)特集2010名士スペシャル’に計11人を出演させたが、この内4人がキム・ムンス京畿道知事,チュ・ホヨン特任長官,チョン・ジンソク ハンナラ党議員,イ・チャム韓国観光公社社長など汎与党圏の人々だった。民主党側ではパク・チウォン議員1人が参加し、残りは俳優・画家・登山家などだった。

韓国放送はこれらが歌を歌う時、紹介する画面で「毎週日曜日 タクシー運転手まで奉仕する彼の生涯徳性! キム・ムンス」「疎通と和合の代名詞! チュ・ホヨン」「義理のかたまり 国民の友人! チョン・ジンソク」等の表現で褒め称えた。また司会者のファン・スギョン アナウンサーは「この頃、欠食児童助け合いにお忙しいです。先んじる京畿道の行動する道知事」としてキム知事を遠慮なく褒め称えた。チュ長官は自身が歌った‘雨降る顧母嶺’に関する理由を尋ねると、すぐに「顧母嶺の舞台が私の地方区である大邱,寿城区にある」として地方区を丁寧に上手く強調した。

これに先立ち与党の実力者であるチョン・ドゥオン ハンナラ党議員は‘演芸家中継’(2009年10月3日),‘愛のリクエスト’(11月21日),‘開かれた音楽会’(12月13日),‘余裕満々’(2010年1月13日),‘コンサート7080’(1月31日)等、何と5ヶの番組に相次ぎ紹介されて噂になった。チョン議員は‘名士スペシャル’にも出演することになっていたが、韓国放送幹部会の決定で終盤に取り消しになった。

全国言論労組韓国放送本部パク・ジンヒョン政策局長は 「芸能番組にまで政府協賛,与党要人の出演が増え、韓国放送の政府広報の場への変質は深刻な状況」として、事例を収集し積極的に対応すると話した。韓国放送インターネット掲示板にも "事前選挙運動" "官制放送" 等の意見がずらりと上がってきている。

名士スペシャル,開かれた音楽会,愛のリクエスト製作責任者のクォン・ヨンテ ディレクターは「歌を歌えなければ出演を敬遠するので交渉が易しくない。それで出演が可能な人の中心に交渉して見たら与野党の均衡を合わせられなかった」とし「政治的な意図とは関係がない」と話した。

パク・チャンソプ記者 cool@hani.co.kr

原文: 訳J.S