原文入力:2010-02-11午後08:58:36(1267字)
民主労働党 "一銭も隠匿していない" …警察, また別の未申告口座 調査
イ・ジョンエ記者,チョン・ユギョン記者
全国教職員労働組合(全教組)と全国公務員労働組合(全公労)組合員らの民主労働党加入および党費納付疑惑捜査が民主労働党の政治資金問題に飛び火し、民主労働党はこれを‘政権次元の民主労働党つぶし’と規定し‘全面戦争’を宣言した。
オ・ビョンユン事務総長など民主労働党前・現職事務総長らは11日、ソウル,文来洞の中央党舎で記者会見を行い 「検警公安当局を前面に出した李明博政権の全教組・全公労弾圧が今や民主労働党に照準を合わせた野党破壊として現実化されている」とし「民主労働党つぶしは決して成功できず、反対に独裁政権の終末を自ら招来するブーメランとなるだろう」と警告した。
これらは 「政党の党員名簿を検索し政治資金全般を捜査するということは、憲法に保障された政党政治の根幹を破壊し野党を抹殺する行為」として、今後も民主労働党の党員名簿と党費納付関連資料を警察に渡すことはできないという点を明確にした。
一方、ソウル,永登浦警察署はこの日 「(民主労働党サーバー押収捜索前の)先月27日、民主労働党側からすでにハードディスク17ヶを搬出していたという事実を確認した」とし「民主労働党側に証拠隠滅疑惑を適用できるか検討している」と明らかにした。また警察は民主労働党が2006~2009年選管委未申告口座を通じて管理した資金が170億ウォンであり、この内 選管委に申告された‘公式口座’ 24ヶ所に振り替えされた160億ウォンを除いた残りがまた別の未申告口座に抜け出たものと見て追加調査を行っている。
しかし民主労働党は「ただの一銭の政治資金も隠匿したり不法に作ったことはない」と繰り返し反論した。民主労働党は警察が言及したまた別の未申告口座について 「政治資金目的の党費・後援支援金だけでなく、党の機関紙購読料や党内労働組合費も自動振替サービス口座に統一して受け付けている」とし、「機関紙購読料,党内労働組合費などを管理する口座は政治資金ではないので選管委に申告する必要がないだけであり、厳然たる合法口座」と解明した。追加で消えたハードディスク17ヶに対しては、警察のサーバー不法ハッキング疑惑を聞き 「不法ハッキングをされたりされると見えたので交替したまで」と主張した。
警察はこの日までに捜査対象者として目星をつけた全教組・全公務労組合員293人の内169人を召還調査した。警察は来週までに召還調査を終えるという目標ではあるが、召還された組合員たちは皆黙秘権を行使したと分かった。
イ・ジョンエ,チョン・ユギョン記者 hongbyul@hani.co.kr
原文: 訳J.S