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文大統領、「平沢港労災」被害者イ・ソンホさんの葬儀訪れ「申し訳ない」

登録:2021-05-14 03:23 修正:2021-05-14 07:54
イ・ソンホさんの父親「一人の子の死ではなく、一つの家庭が崩れた」
文在寅大統領が13日午後、京畿道平沢の安仲白病院の斎場で行われている故イ・ソンホさんの安置所に弔問している/聯合ニュース

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は13日、平沢(ピョンテク)港での労働災害で死亡した故イ・ソンホさんの葬儀を訪れ、遺族に「心苦しい」と述べて頭を下げた。大統領府の発表によると、イ・ソンホさんの父親イ・ジェフンさんは「徹底した原因究明と責任者処罰もなされるべきだが、もうこのような事故は終わりにしなければならない」と語ったという。

 文大統領は遺族に「国の施設の中で起きた事故なのに、事前の安全管理が足りなかっただけでなく、事後措置も不十分な点が多かった」とし「労働者が安全に対する心配をせずに暮らせる国を作ると約束したのに、申し訳ない」と述べた。文大統領は「今回の事故をきっかけとして、産業の安全をよりいっそう点検し、安全な国づくりに努める」と述べた。

 大統領府のパク・キョンミ報道官によると、文大統領はさらに「国民の心を一つに集めて弔問した」と述べると、父親のイさんは「今回の弔問で、子どもは悔しい気持ちがかなり晴れたはず」と述べたという。イさんは文大統領に「大統領が来て、子どもも悔しさをかなり晴らせそうだ。このような事故で悲しむ家族は、もう私たちが最後になればと思う」「一人の子どもが死んだのではなく、一つの家庭が崩れたのだ。大統領の約束を固く信じて見守るつもりだ」と述べた。

 文大統領はこの日、サムスン電子平沢事業所で行われた「K-半導体戦略報告」を終えた後、平沢の安仲白病院の斎場の故イ・ソンホさんの安置所を訪れた。イさんは先月22日、平沢港で下請け会社の労働者として働いていたところ、開放型コンテナの清掃作業中に重さ300キロの扉の下敷きとなって死亡した。

 大統領府によると、文大統領はこの日午前の内部会議でも、産業安全対策を重ねて注文した。「今回の事故は平沢港という公共領域で発生したものであるだけに、雇用労働部だけでなく海洋水産部などの関連省庁と機関が特に対処」するよう指示したという。任期中に労災死亡事故を半分に減らすと約束していた文大統領は、11日の国務会議でも「公約を忠実に履行できていなかった」と遺憾の意を示し、対策を指示した。

イ・ワン、シン・ダウン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/995118.html韓国語原文入力:2021-05-13 17:43
訳D.K

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