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"99円 持っていけ" 怒り爆発

原文入力:2009-12-24午後07:04:06
勤労挺身隊 被害ハルモニ(おばあさん) 強く反発
"再び籠絡" 厚生年金 受領拒否 会見

パク・スジン記者

←‘勤労挺身隊ハルモニと共にする市民会’が24日午前、ソウル,鍾路区,中学洞の日本大使館前で開いた'解放64年ぶりに厚生年金 僅か99円(1300ウォン)記者会見で、日本政府が太平洋戦争当時に強制労働へ動員された勤労挺身隊ハルモニ7人に対する厚生年金脱退手当てとして1人当り99円(約1,300ウォン)を支給したことに対する糾弾会見をしている。当事者のヤン・クムドク(81)ハルモニが記者会見の途中、涙を拭いている。 キム・テヒョン記者xogud555@hani.co.kr

 "99円は持っていけ"
ヤン・クムドク(79)氏は大声を張り上げた。彼女は「私の青春を返してくれ」と叫び涙を流した。「65年前にも私を人間扱いしなかったが、今も変わっていない」と繰り返し道端に座り込んだ。彼女は明け方5時に光州の家を出てバスに乗りソウルに到着した。疲労と怒り,落胆で彼女の顔は赤くほてっていた。

24日午前11時、ヤン氏とキム・ソンジュ(81)氏など‘勤労挺身隊ハルモニと共にする市民会’(以下 市民会)会員をはじめとする20人余りはソウル,中学洞の日本大使館前で緊急記者会見を行った。日本政府がヤン氏など勤労挺身隊動員被害者が去る1998年に出した‘厚生年金脱退手当支給請求’に対し99円(約1300ウォン)を支給することを決めたことに抗議するためだ。これらは日帝強制占領期間に日本,名古屋三菱重工業などで勤労挺身隊で仕事をしたが、賃金を受け取れず被害訴訟と別に当時加入していた厚生年金関連手当てを払えとの行政処分を出していた。

ヤン氏たちは記者会見文を通じ「厚生年金脱退手当として1人当り99円を支給したことは、再び被害者をもてあそぶ処置」として「私たちは99円を決して受け取らない」と明らかにした。これらはまた「日本最高裁判所は1965年韓日協定によりすべての問題が終わったとし、被害訴訟を棄却したが、今回遅れて99円を支給する理由について自ら答えなければならない」と話した。

この席にはまた別の日帝強制動員被害者も参加した。1943年に日本に連行され日本製鉄で2年間仕事をしたヨ・ウンテク(88)氏は「私も日本に強制的に連行され虐待を受けて働いた代価として去る2004年に316円(約4080ウォン)を支給するという決定を受けた」とし「このように悲しくくやしいのに大韓民国は何をしてくれたのか」と話した。市民会は去る5月から日帝強制支配期強制動員に対し沈黙している三菱重工業に謝罪を要求する署名運動と1人示威を繰り広げた。イ・クッコン市民会事務局長は「今回の‘99円決定’を契機にハルモニたちの怒りと落胆が大きい」とし「日本政府に異議申し立てするか検討する」と明らかにした。 パク・スジン記者jin21@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/395299.html 訳J.S