本文に移動

無罪所感 事必帰正

原文入力:2009-12-04午後07:09:37
ノ代表 "Xファイル 再び暴かなければ"

ソン・ギョンファ記者

←ノ・フェチャン進歩新党代表

2年6ヶ月余りの法廷攻防の末に控訴審で無罪判決を勝ち取ったノ・フェチャン(写真)進歩新党代表は法廷を出て「暗く長いトンネルを抜け出した。事必帰正」として清々しい表情を見せた。法廷を埋め尽くした支持者たちは「"無罪" という裁判長の言葉に歓呼した。

ノ代表は今回の判決の意味に対し「私に対する判決ではなく三星Xファイル事件が終わっていないという裁判所の判断」と話した。裁判所が‘Xファイル’内容の真偽糾明を曖昧にやり過ごした検察の誤りを叱責したことに意味があるという言葉だ。ノ代表は「(Xファイルの実体的真実を)さらに暴かなければならず(三星が渡した‘餅代’を受け取った検事たちが)断罪されなければならないということを言った歴史的判断」と評価した。

ノ代表は「依然として300ヶ余りの録音テープがソウル中央地検に保管されている」として、検察が再捜査に出ろと要求する一方、国会もまた真実糾明に出るべきだと強調した。

来年の地方選挙でソウル市長の席に挑戦状を投げたノ代表は、今回の判決で大きく負担を減らすことになった。禁固以上の刑が宣告されれば公務担任権が剥奪されるので、1審どおり懲役刑の執行猶予が宣告されたとすればはなから選挙に出ることすらできないこともありえた。ノ代表は「市長選挙を通じて巨大権力と不正に対抗してきたことについてソウル市民の評価を受ける」と話した。

ソン・ギョンファ記者freehwa@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/391520.html 訳J.S