原文入力:2009-11-23午前07:50:19
教育科学部, 6千人増員検討
ソウル大・カイスト・高麗大 3ヶ所…‘特典’論難
イ・チュンジェ記者,イ・ギョンミ記者
教育科学技術部が世宗市に分校設立を推進しているソウル大とカイスト,高麗大など3大学の定員を6000人ほど増やす方案を検討中だと知らされた。
オム・サンヒョン教科部学術研究政策室長は22日「ソウル大などが世宗市に移転するということは、ソウルにあるキャンパスを分けて行くということではなく、事実上第2キャンパスを作ることで、これはすなわち大学定員を増やすという意味」として「世宗市は首都圏ではないので教授確保など一定の条件がみたされれば制度的に分校設立が可能だ」と話した。オム室長は「ただし、国立大のソウル大と政府支援を受けているカイストの場合、分校設立と運営に関する費用を国庫で支援しなければならないため政府の決断が必要だ」と付け加えた。
教科部は増員規模と関連して、ソウル大など3大学分校の定員を計6000人以内で調整する方案を検討していると知られた。教科部関係者は「世宗市推進案どおり人口規模を50万人と仮定すれば、この地域の大学総定員は6000人が適正だ」とし「入学定員基準としてソウル大は800人,カイストと高麗大は各々300~400人が適正規模」と話した。
だが教科部はこの間、大学構造調整の必要性を掲げ、大学定員を増やすことに事実上反対してきており、世宗市分校設立を理由に定員を増やす場合、論難が予想される。
一方、教科部は去る19日ソウル大側に世宗市移転計画案の提出を要請したと明らかにした。キム・クァンボク教科部大学支援官は「ソウル大が世宗市移転に関する具体的な計画を持っていれば提出して欲しいと言った」とし「工科大学など単科大学次元ではなく、ソウル大本部次元で決定されたものがあればそれを土台に検討してみるということ」と話した。教科部はカイストと高麗大は世宗市側と分校設立に関する了解覚書(MOU)を締結したと付け加えた。
イ・チュンジェ,イ・ギョンミ記者cjlee@hani.co.kr
原文: 訳J.S