原文入力:2009-11-19午後07:27:03
"ABC部数認証制, 過当競争を煽る"
パク・チャンソプ記者
韓国新聞協会は19日‘韓国ABC協会’が来年から施行する予定の‘新聞部数認証制’と関連し、過当競争を煽りかねず新聞告示と相反するとし、施行に慎重になることを要請した。また新聞協会は政府が発表した‘新聞部数認証-政府広告連係’方針に対しても「言論統制意図と見ることができる」とし憂慮を現わした。
新聞協会はこの日、ソウル,太平路,韓国言論会館で14ヶ会員会社発行人らが参加した中で緊急拡大運営委員会を開き「部数認証は新聞業界の意見や現実を忠実に反映し施行しなければならないということで同意した」と明らかにした。発行人らは性急な部数認証制施行により新聞販売競争が過度に激しくなる場合、相当数の新聞が存廃危機に陥り言論の多様性が毀損されかねないという憂慮を提起した。
発行人らは「政府が用意した部数認証基準が新聞告示と一部相反する」とし、「部数認証施行に先立ち、制度的不合理性をまず整備しなければならない」と指摘した。現行新聞告示には購読料の20%以上を景品として与えることはできないようになっているが、ABC協会が最近用意した部数認証条項では6ヶ月まで無償提供紙を与えられるようにしている。
この日の会議では去る5月に文化体育観光部が発表した部数認証と政府広告連係方針に対しても「言論を統制しようとする意図と見られる素地があるので施行には慎重を期さなければならない」という内容で意見が集約された。発行人らは「部数認証制を政府広告と連係することにより、言論締めつけの手段としては困る」と話した。
パク・チャンソプ記者cool@hani.co.kr
原文: 訳J.S