原文入力:2009-10-20午後11:00:21
タクシー運転手に乱暴した行政官
見合いした女性に性暴行試みた職員まで
ファン・ジュンボム記者
大統領府職員らが暴行など各種事件に関わり警察に立件されるなど、規律弛緩事例が相次いでいる。
企画財政部から派遣され大統領府人事秘書官室で勤めたイ・某行政官が最近タクシー運転手に乱暴を働いた事実が摘発され厳重警告した後、財政部に復帰させたと20日大統領府関係者が明らかにした。
イ行政官は先月29日明け方、酒に酔った状態でタクシーに乗り運転手を引きずりおろし車をむやみに蹴り悪口を言うなどの乱暴を働き、運転手の申告で警察に立件された。
大統領府関係者は「イ行政官と運転手がすぐに和解し‘公訴権なし’処分を受けた」とし「イ行政官が酔った状態でタクシーに乗り運転手ともめごとが起きた」と話した。イ行政官は去る13日、財政部復帰命令を受けた。イ行政官が乱暴を働いたのはチョン・ジョンギル大統領室長が大統領府職員朝会で慎重な行動を強調した直後だ。チョン室長は事件前日の先月28日の朝会で「大統領の支持率が上がれば上がるほど、大統領府職員らが謙虚にし行動にも気を付けなければならない」と注文した。
大統領府総務秘書官室技能職公務員のソン・某氏も去る16日、見合いを通じて知りあった20代女性に性暴行を試み暴力を振るった疑惑で不拘束立件された。ソン氏は翌日辞表を提出し大統領府はこれを受理した。
先立って放送情報通信秘書官室パク・ノイク行政官は通信3社に韓国デジタルメディア産業協会への出資金を要求した疑惑で民政首席室の調査を受けた。パク氏は去る19日放送通信委員会への復帰命令を受けた。
この他にイ・某秘書官も他の秘書官室職員と業務非協力を理由に大統領府事務室で大声で悪口をあびせ騒乱を起こし、イ大統領から厳しい叱責にあった後‘書面警告’懲戒を受けた。
先立ってイ大統領は去る17日、果川中央公務員教育院で開かれた長次官ワークショップで「公職者は権限が多ければ多いほど、より一層慎重で謙虚な姿勢で国民に仕えなければならない」と話した経緯がある。
ファン・ジュンボム記者jaybee@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/382915.html 訳J.S