原文入力:2009-01-07午後07:28:51
政府 “ソウル空港 滑走路方向変更” 実務協議指示
クォン・ヒョクチョル記者キム・キソン記者
政府がソウル空港の滑走路の方向を変えて、蚕室第2ロッテワールド新築を許可する許す側に道筋をつけた。第2ロッテワールドはロッテがソウル,新川洞一帯8万7182㎡の土地に高さ555m(112階)超高層ビルを建てる事業で、これまで国防部はソウル空港を離着陸する航空機の安全が保てないとし反対してきた。
政府は7日朝、チョ・ジュンピョ国務総理室長主宰で行政協議調停委員会実務委員会を開き、ソウル空港西側と東側の滑走路の内、東側滑走路を3度変更して離着陸航空機の飛行安全を確保することとしてロッテ側と空軍に滑走路変更関連実務協議を任せたと明らかにした。
政府は2007年7月、行政協議調停委員会で「超高層建築物を建設する場合、ソウル空港の飛行安全に支障を与えかねない」という国防部意見を受け入れ第2ロッテワールド新築計画を許可しなかった。 だが新政府スタート後、投資活性化と働き口拡大を名分に第2ロッテワールド新築計画が力を得て、ロッテは去る12月30日ソウル市にソウル空港の飛行安全に必要な措置をロッテ負担で用意するという意思を明らかにした。
国防部関係者は「ロッテと空軍とが滑走路再舗装,航法装備補強など必要な実務技術協議結果を文書で作成すれば行政協議調停委実務委がこれを土台に検討案を準備して行政協議調停委員会本会議で最終案を確定する計画」として「ロッテと空軍の協議がうまく解決すれば、そこから1ヶ月内にも本会議で最終案を作ることができるだろう」と話した。ソウル空港東側滑走路を3度調整する場合、500億~1千億ウォンが必要だと明らかにされた。
一方,京畿,城南市は「政府が40年以上にわたり建築物高度制限で苦痛を受けてきた城南市民らの無数の要求を無視しておきながら、突然一介の企業のために滑走路の方向まで変えて高度制限規制を解除したことは理解し難い」として「政府は第2ロッテワールド建設許容に先立ち城南市高度制限も現在45mから193mに緩和しなければならない」と反発した。
クォン・ヒョクチョル記者,城南/キム・キソン記者 nura@hani.co.kr