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“北 女性 3人中1人は栄養失調”

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/375407.html

原文入力:2009-09-07午後07:24:11
WFP“年末まで食糧支援なければ数百万名が危険”

ファン・ボヨン記者

北韓では女性3名中1名が栄養失調状態で、年末まで外部から食糧援助が増えなければ数百万名が危険に陥るという観測が出てきた。

7日世界食糧計画(WFP)北韓事務所が韓国開発研究院(KDI)が発行する‘北韓経済レビュー’ 8月号に寄稿した‘北韓の食料事情と人道的対北支援’によれば、最近国連(UN)が実施した北韓住民栄養状態調査で女性の3分の1が栄養失調および貧血に苦しめられている。

寄稿文は北韓女性たちが一般的に標準体重に達しない子供を産んでいる上に、栄養不足で母乳授乳ができない状態であり、この影響で5才以下の子供の37%が栄養失調と伝えた。世界食糧計画は「北韓の子供たちが同じ年齢の韓国の子供たちに比べ、身長が数㎝ずつ小さく体重もあまり増えない」として「大多数が元気がなく静かに椅子や床に座っている光景は人道的援助従事者たちを衝撃に陥れている」と明らかにした。

世界食糧計画は「2400万人に達する北韓住民の基本的食糧必要量を充足させるには今年180万tに近い食糧を輸入するか援助を受けなければならない」として「10月の刈りいれは化学肥料不足の影響を受け、これにより大規模食糧難が一年さらに延びるだろう」と見通した。また「食糧問題が北韓社会全体に蔓延しており、国際社会にもよく知られているが、相変らず政治的事件によって遮られている」として「少数の国家と団体だけが北韓に食糧援助を提供している」と憂慮した。

現在、救護活動と関連して世界食糧計画は「緊急救護活動に必要な5億400万ドルの15%しか調達できず、数百万名に対する食糧援助が中断され活動が縮小された。7月には当初計画した620万人の内130万人だけが支援食糧を部分的に配給された」と伝え「来る11月までにこれ以上の支援が確保されない場合、数百万名の北韓住民たちが飢餓と栄養失調の危険に直面するだろう」と警告した。

ファン・ボヨン記者whynot@hani.co.kr

原文: 訳J.S