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偽装転入・ダウン契約書…“かんばしくない行動”認める

原文入力:2009-08-17午後11:51:40
キム・ジュンギュ検察総長候補 聴聞会
家族不当所得控除・ミスコリア審査 等
各種疑惑・不適切な行動に間違い認定

キム・ジウン記者,キム・ポンギュ記者,ソン・ホジン記者









↑キム・ジュンギュ検察総長候補者の人事聴聞会が開かれた17日午前、国会法制司法委員会会議室でイ・チュンソク民主党議員(左側写真)が「手配犯人だったキム候補者の姉の夫に対する緊急逮捕建議書が40分後に釈放建議に変わった」とし、候補者の介入疑惑を提起しキム候補が深刻な表情で質問を聞いている。 キム・ポンギュ,キム・ジンス記者bong9@hani.co.kr

17日国会法制司法委員会で開かれたキム・ジュンギュ検察総長候補者人事聴聞会では4回の偽装転入と配偶者および長女の不当所得控除などが俎上に上がった。キム候補者はこの日提起された疑惑に対して「思慮深くない行動だった」と概して誤りを認めた。

■偽装転入と所得控除
キム候補者は妻と長女が住所地を移した偽装転入に対して「思慮深くない行動で私の手落ち」として「謝る」と答えた。この過程でホン・イルピョ ハンナラ党議員は「子女の教育目的の偽装転入は住民登録法に規定された犯罪類型に照らし高度に非難される類型ではないと考えられる」と肩を持ったが、キム候補者は「後輩検事たちが法適用する際に負担になるという面で、自ら骨身にしみて考える」と頭を下げた。

キム候補者はまたパク・ヨンソン民主党議員が2006年に結婚した長女が使った430万ウォン余りのクレジットカード使用まで不当所得控除を受けた疑惑を提起するや「嫁いだ長女の部分はよく分からない」としつつも「カード所得控除を細心に取りまとめられなかった手落ちがあった」と説明した。またソウル,西氷庫Sアパートの売買過程で相場より2億7000万ウォン少なく申告するなど‘ダウン契約書’(二重契約書)を作成し脱税したという疑惑提起に対しても「現市価のとおり申告をしなかったことに対しては私がかんばしくなかったと見なければならない」と話した。

■ヨット・射撃とミスコリア
パク・ヨンソン議員はキム候補者のヨット趣味と関連して、水上レジャー安全法違反問題を提起した。パク議員は「5海里、すなわち8KM以上離れたところに出て行く時、海洋警察庁に申告するようになっているが、2008年9月27日統営地域記録にキム・ジュンギュという方は申告されていない」として「水上レジャー安全法にも違反した」と話した。これについてキム候補者は「他の人より遅く到着して住民登録番号を知らせたが記録されなかったようだ」と説明した。するとパク議員は「一般市民の場合、申告をしなければ船が出発することはできない」と反論した。

キム候補者が大田高検長だった時期‘ミスコリア大田・忠南選抜大会’の審査委員長を引き受けたことに対して議員らが不適切性を指摘するや、キム候補者は「思慮深くない行動だった」と答えた。キム候補者は会員制高級射撃社交クラブであるソウルクラブ会員券所有についても「検事長になり健康管理する場所が必要で探し、無理して購入した」と答えた。

■検察改革・公安認識
キム候補者はノ・チョルレ親パク連帯議員が中央捜査部廃止可否を尋ねるや「組織変更より運営を変えれば良い」として廃止には反対しながらも「中央捜査部要員を指定して各地検特捜部や地検に配置し全国的事件が発生すれば招集し運営する方案を構想中」と話した。彼はこれを‘予備軍式運営体制’と説明した。彼はまた‘龍山惨事’捜査記録を公開するかというパク・チウォン民主党議員の問いには「控訴事実に符合する証拠や被告人の防御権に重要な懸案ならば検察が渡さなければならない」として公開検討を示唆した。

キム・ジウン,ソン・ホジン記者mirae@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/371700.html 訳J.S