原文入力:2009-08-10午前02:28:30
`外部勢力' 2名拘束
警察が双龍車労組員など44人の拘束令状を申請したのに続き、労組員らが占拠篭城を行った塗装工場内で取材活動をした言論人5人を現住建造物侵入疑惑で不拘束立件した。また篭城鎮圧過程で被害を受けたとし、労組を相手に巨額の損害賠償訴訟を起こした。
京畿地方警察庁は去る6日連行した労組員など96人の内、44人の拘束令状を申請したと9日明らかにした。令状が申請された44人はハン・サンギュン金属労組双龍車支部長など労組員41人と金属労組組合員2人,進歩団体会員1人などいわゆる‘外部勢力’ 3人だ。この内‘外部勢力’に分類されたキム・某(45・金属労組非正規局長)氏など2人は9日夜拘束された。
警察はまた労組員が占拠ストライキを行った塗装工場内で取材活動をして6日労組員らと共に連行された<民衆の声>記者など5人の記者を不拘束立件した。これらは8日午後、全員が解放された。だが篭城でない取材目的で篭城場に入った言論人らを刑事立件したことは‘言論の自由を過度に制限した行為’という非難が出てきている。
警察は去る4～5日篭城鎮圧当時、工場内外で暴力を行使した双龍車労組員11人と大学生1人など今回の双龍車事態と関連しこれまでに計24人を拘束したとこの日明らかにした。これに伴いこの日夜、拘束令状が発給された‘外部勢力’2人を含めれば拘束者は計26人に増えた。
これに先立ち7日警察は民主労総と金属労組執行部,双龍車労組執行部などを相手に警察官負傷者49人の治療費1300万ウォン,警察バス,無線機など装備被害額3500万ウォン,慰謝料5億ウォンなど計5億4800万ウォンの損害賠償請求訴訟を起こした。警察は一部労組執行幹部に対しては財産仮差押さえも申請する計画だ。
一方、民主党と民主労働党・創造韓国党・進歩新党など野4党はこの日共同記者会見を行い‘双龍車事態公権力暴力鎮圧真相究明のための野4党共同委員会’を構成すると明らかにした。これらは「警察の公権力乱用と職務遺棄に対する真相調査とともに、これの再発防止対策準備などを推進していくだろう」と話した。
水原/キム・キソン,イユ・チュヒョン記者player009＠hani.co.kr
原文: 訳J.S
