原文入力:2009-06-24午後09:33:19
民主“チョン・シニル-MB 取引明らかにすること”
イユ・チュヒョン記者
←30億ウォン特別党費関連資金流れ図
イ・ミョンバク大統領が大統領選挙の時、ハンナラ党に納付した特別党費30億ウォンをチョン・シニル セジュンナモ旅行会長が代わりに渡したという疑惑と関連し、裁判所が民主党の要請を受け入れ関連金融機関に金融資料提出命令を下した。
党政治報復真相究明特別委委員のイ・ジェミョン副報道担当者は24日記者会見を行い「ソウル中央地裁が前日(23日)H相互貯蓄銀行とO銀行に金融資料提出を命令した」として「裁判所に資料が提出されれば民主党はこれを土台にイ大統領とチョン会長が非正常的な金融取り引きをしたという事実を明らかにするだろう」と話した。
この間のハンナラ党とチョン会長側の解明を総合すれば、チョン会長は大統領選挙が真っ最中だった2007年11月31日、セジュンナモ旅行の株式売却代金中30億ウォンを取り出してH銀行に定期預金をした。イ大統領は同日この預金を担保にして30億ウォンの貸し出し受け12月3日ハンナラ党にこれを特別党費として納付した。イ大統領は翌年4月30日、自身のビルを担保にO銀行から30億ウォンを借りH銀行にこれを返済しチョン会長はイ大統領が30億ウォンを償還するや直ちに預金を引き出した。
これに対してイ副報道担当者は「近い友人間と言いながらそのまま貸せば良いものを、なぜ根抵当設定,利子所得税などに4500万ウォン余りをかけて複雑な金融取り引きをするのか」として「何かを隠すために公然と金融機関を間に挟み預金担保貸し出し形式を作ったのではないか」と主張した。イ副報道担当者はまた「金融取引資料を通じてイ大統領が預金担保貸出を受け、貸出利子を出さなかったという事実が確認された場合には政治資金法違反になると見られる」と話した。
ハンナラ党は去る4月、チョン・セギュン民主党代表などが党費代納疑惑を提起するや名誉毀損訴訟を起こし、これに対抗して民主党もハンナラ党を相手に損害賠償請求訴訟を起こした経緯がある。
イユ・チュヒョン記者edigna@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/362221.html 訳:J.S