原文入力:2009-06-16午前09:58:58
‘内部批判’ 国税庁 職員罷免に続き…
光州地方裁判所 ‘重懲戒要請’ に高裁 ‘控訴審後に決定’
チョン・デハ記者
‘朝鮮・中央・東亜日報広告中断運動’ とシン・ヨンチョル最高裁判事辞退デモを行った裁判所職員が重懲戒の危機に置かれるや、裁判所労組が反発して出た。
光州高裁は15日「インターネットカフェ ‘言論消費者主権国民キャンペーン’ (言消主)で ‘朝鮮,中央,東亜日報広告中断運動’ を助けたという理由などで普通懲戒委員会に回付された光州地方裁判所木浦支院嘆願担当キム・某(43)氏を懲戒委員会に回付することにした」と明らかにした。
キム氏は昨年検察が朝鮮,中央,東亜日報広告中断運動活動に対して本格捜査を始めるや ‘言消主’ カフェで法律コンパニオンとして活動し、検察捜査の不当性を指摘するなど法律助言をしてきた疑惑で起訴された。キム氏は去る2月ソウル中央地裁で開かれた1審宣告公判で業務妨害罪が認められ罰金300万ウォンを宣告され、現在控訴審が進行中だ。
裁判所はキム氏が先月8日勤務地を無断離脱したままシン・ヨンチョル最高裁判事関連1人示威を行った点,1審判決直後の記者会見を通じて司法不信を引き起こす発言で公務員の品位を損傷させた点などを懲戒理由に含めて懲戒権のある光州高裁に重懲戒意見を出した。
光州地方裁判所の重懲戒要請後、高裁懲戒委は最近初めて会議を開きキム係長の懲戒程度を控訴審宣告以後に決めることとした。光州地方裁判所が罷免または解任,停職など重懲戒を要請した状態であり光州高裁が懲戒委を開きどんな決定を下すのか注目される。特に故盧武鉉前大統領逝去と関連してハン・サンリュル前国税庁長の責任論を主張した税務署職員が罷免された後なので裁判所の懲戒水位に内外の関心が集まっている。
これに対して裁判所労組はこの日、キム氏の懲戒委員会回付を ‘標的懲戒企図’ と見て、キム・クァンジェ光州高裁院長を抗議訪問した。裁判所労組関係者は「本来裁判所から退かなければならない人はシン最高裁判事なのに、正当に勤めて活動をしたキム氏を標的懲戒しようとすることは容認できない」として「今後の懲戒委の方針を見守り段階的に対応する」と明らかにした。
チョン・デハ記者daeha@hani.co.kr
原文: 訳J.S