原文入力:2009-06-02午前01:03:27
政府 “衝突対応” 分析…陸・海合同射撃・上陸訓練も
クォン・ヒョクチョル記者
西海側北韓軍の動きが活発になっている。北韓,西海艦隊司令部の警備艇と海岸砲部隊が平時より二倍程度多い弾薬を備蓄し、高速上陸訓練などの軍事的な動きも強化されていると伝えられた。
政府のある消息筋は1日「北韓軍が西海艦隊司令部配下部隊所属の警備艇と海岸砲部隊に平時より二倍以上の実弾と砲弾を準備するように指示した諜報が手に入った」と話した。これは南北武力衝突に備え、一線部隊の戦闘力補強次元でなされたものと分析される。
ウォン・テジェ国防部スポークスマンは「戦闘部隊別におそらく局地的に単位別にそのように準備しているものと考える」として「通常軍事的対応を強化する場合、私たちもそのようにする」と話した。
また北韓,西海艦隊司令部の前進基地があるチョ島付近では北韓の海軍と陸軍が合同射撃訓練を強化し高速上陸艇を利用した奇襲上陸訓練も行っていることが明らかになった。高速上陸訓練は白翎島と延坪島奇襲上陸を念頭に置いたものと見られる。
これと共に北韓は今月末までに西海1ヶ所,7月末までに平安北道,鉄山半島と黄海道,長淵半島の間の西韓湾2ヶ所などに航海禁止区域を宣言したと分かった。情報当局は航海禁止区域宣言が通常の射撃訓練を控えた船舶安全措置である可能性と、西海側での武力挑発兆候である可能性が共にあるとみて状況を鋭意注視している。
一方、先週平壌近隣の山陰洞兵器研究所から貨物列車に載せられて移動された長距離ミサイルは平安北道,鉄山郡,東倉里の新ミサイル基地に到着したと分かった。
クォン・ヒョクチョル記者nura@hani.co.kr
原文: 訳J.S