‘最後の戦警’が25日除隊した。 42年間受け継いできた戦闘警察の汚辱と愛憎の歴史も終わった。
戦警最後の期数である3211期183人の合同転役式が25日警察庁大講堂で開かれた。 1971年の創設以来33万人が通過した戦警制度がこの日実質的に廃止された。 軍入隊者の一部を戦警に強制抽出してきたが、入隊者数が減る中で昨年1月から抽出が中断されたのに伴ったものだ。 戦警が廃止される代わりに、志願を通じて選抜する義務警察が戦警の任務を務めることになる。
戦警は当初は対スパイ作戦任務を務めるために創設されたが、1980年代に入り治安業務補助を名分にデモ鎮圧を担当しながら‘汚辱の歴史’を書き始めた。 1980年代民主化運動から1996年延世(ヨンセ)大事態、2008年ろうそく集会現場まで警察の暴力鎮圧論難があった現場の一番前には常に盾と鎮圧棒を携えた戦警がいた。 戦警は愛憎の対象でもあった。 2008年ろうそく集会などの集会・デモ現場で市民たちは‘息子のような’戦警にのりまきと水などを配りもした。
キム・ヒョジン記者 july@hani.co.kr