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ソウル大社会学科、ファン・チャンギュ前サムスン電子社長 任用撤回

登録:2013-01-21 21:44 修正:2013-01-22 11:44
教授陣、学科ホームページに発表
ファン・チャンギュ前サムスン電子社長

ソウル大がファン・チャンギュ前三星(サムスン)電子社長(現 知識経済部知識経済研究・開発戦略企画団長)を社会学科招へい教授として任用する計画を撤回した。

 ソウル大社会学科教授陣は21日、学科ホームページに「ファン・チャンギュ博士の招へい教授任用に必要な諸般の行政手続きを中断することを本部に要請した。 これは学則により任用白紙化と同じ効力を持つ」と明らかにした。 教授陣は「一連の声明事態と言論の報道の中でファン博士の意と社会学科教授陣の意志が歪曲される過程を放置できないという憂慮と、これに対し同感したファン博士の決断により任用中断を決めた」と明らかにした。

 ただし教授陣は「ファン博士の招へいを‘労働を捨て資本の側に立つ’ことと理解する視線では、社会学を決して20世紀の古いパラダイムから救済できない。 学生たちの声明書に見られる偏狭な見解に憂慮の恐れがある」と付け加えた。

 ソウル大法学専門大学院人権法学会、単科大学生会長連席会議、社会学科大学院生らは 「三星電子労働者の(白血病など)産業災害被害に明らかな責任があるファン前社長を招へい教授として任用することは、社会学が労働を捨て資本の側に立つという意」とし相次いで反対意見を明らかにした経緯がある。 チェ・ユビン記者 yb@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/570692.html 韓国語原文入力:2013/01/21 20:44
訳J.S(693字)

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