‘北韓のミステリーファーストレディは赤ん坊を持ったのか?’
北韓の指導者金正恩第1秘書の夫人 李雪主(リ・ソルチュ)の妊娠説に対して西側言論が関心を表明して乗り出した。
米国ABC放送は3日ブログ記事で「李雪主が妊娠したのか、単純に太っただけなのかという疑問を呼び起こしている」という記事とともに北韓TVを通じて紹介された最近の写真3枚を並べて上げた。
この記事は一時、ヤフードットコムの国際面トップ記事に上がるなどネチズンらの注目をあびた。 ABCは北韓専門家たちが写真を通じて現れた李雪主の動作とポーズ、ボディーラインの微細な変化を通じて妊娠有無を診断する‘推測ゲーム’を行っていると伝えた。 これと共に金正恩との間に子供1人がいることが分かったと紹介して注目された。
ABCは李雪主があたかも芸能スターのような関心の対象になっていて、妊娠して出産までしたという噂と、単純に太ってしまっただけという推測が提起されていると付け加えた。 しかし秘密好きの北韓政権はこれに対していかなる確認もしていないということだ。
妊娠説は昨年10月29日に朝鮮中央通信が公開した写真から始まった。 金日成軍事総合大学創立60周年記念牡丹峰(モランボン)楽団公演を観覧した李雪主は膝まで届く黄色のニットジャケットを着て現われた。 以前より多少顔がふくよかで下腹が少し出てきたような姿のために李雪主妊娠説が定説として固まった。
二番目の写真は昨年12月17日、金正日委員長死亡1周忌をむかえて錦繻山(クムスサン)太陽宮殿に参拝する席であった。 李雪主は顔がさらにふくよかになっていたし、韓服の黒の喪服を着ていた。 スタイルを隠しやすい韓服を着たために臨月で出産が差し迫っているのではないかとの分析が有力に提起された。
同じ月の22日、光明星3号2号機発射に貢献した科学技術労働者のために用意された宴会に参加した時も韓服を着用していた。
しかし、1月1日には正反対の写真が登場した。 牡丹峰楽団の新年慶祝公演に洋装で現れた李雪主が臨月とは距離が遠かったためだ。 ピンク色のジャケットとスカートを着用した李雪主は顔もやや細めだったし腰のラインも格好良い姿だった。
一部ではその間に出産をしたのではないかとの推測も提起されたが、わずか10日間に赤ん坊を産んで対外活動をするということは説得力がない。 ABCはソウルでは李雪主の‘変身’を巡って‘妊娠’と‘体重問題’、あるいは着用したドレスの形のために起きただけという多様な見解が入り混じっていると伝えた。
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