41坪のアパートで4年借家住まい… "家のない悲しみ よく分かる"
原文入力:2012/10/11 21:57(2135字)
2012大統領候補 探求 安哲秀(アン・チョルス)の不動産
2000年 本人名義のアパートを売る時も
2001年 夫人名義のアパートを買う時も
市価の半分で‘ダウン契約書’作成
"より厳重な定規で生きる" 公式謝罪
安哲秀(アン・チョルス)候補の本<安哲秀(アン・チョルス)の考え>には "子供のために世話になること以外には両親に頼ることは絶対にしてはならないと考えた" 、 "永く借家住まいをしてみて家がない悲しみはよく分かる" と言う部分が出てくる。 だが、現在までに知らされた安候補の不動産取得・取引内訳を見れば、‘不動産投資’と言うことはできても‘借家住まいの悲しみ’を語るには相応しくない水準だ。
安候補は自身が結婚した年である1988年4月、舎堂洞(サダンドン)再開発地域の大林(テリム)アパート25坪型(約82.5㎡)のいわゆる‘紙切れ’(入居権)を買った後、翌年12月に入居し1993年まで4年間暮らした。 当時、舎堂洞はソウル市内再開発区域の中で撤去民の生存権闘争が激烈だった地域の一つだ。
安候補側は舎堂洞アパートについて「母親が結婚する時に用意したもの」と説明し、安候補の父親は言論インタビューで「息子が大学に奨学金を受けて通い、その学費を貯めておいたお金で家を用意した」と話した経緯がある。 安候補が舎堂洞アパート‘入居権’を買う時の相場は2800万～3000万ウォンであり、2000年10月にこのアパートを処分する時の相場は1億5000万ウォン台だった。 安候補は当時このアパートを売る時、区庁に7000万ウォンで申告した事実が知らされ公開的に謝った。
安候補は1993年、江南区(カンナムグ)、駅三洞(ヨクサムドン)のラッキーアパート(34坪型・112㎡)へ引越したが、この家も安候補の母親の所有であった。 釜山(プサン)に暮らしていた安候補の母親は再開発地域であるソウル江南区、駅三1区域の敷地(397㎡)の内、3分の1を購入する‘持分分割’で組合員資格を得てこのアパートを譲り受けた。 譲り受けた時期も舎堂洞‘入居権’アパートを購入した時期と同じ1988年4月だった。 安候補が書類上ここで1997年まで4年間暮らしていたことが把握された。
駅三洞ラッキーアパート入居が1993年からだったために、安候補は結婚の翌年である1989年から8年間、母親が再開発地域に投資して用意した新しいアパートに移って暮らしたわけだ。 舎堂洞アパートを取得する過程で安候補が贈与税を納めたかどうかについて安候補側は「昔のことなので贈与税納付など買い入れ過程について正確な確認はできない」と話した。 続けて「安候補がその後も職場や留学などで何回も引っ越し、他人の家に借家住まいした期間は8年」と説明した。
だが、安候補一家が以後にも借家住まいの悲しみを体験した可能性は低く見える。 安候補は以後、松坡区(ソンパグ)、文井洞(ムンジョンドン)の41坪型(約135㎡)借家に引越し、2001年には夫人のキム・ミギョン教授名義で同じ団地に同じ坪数のアパートを買った。 キム教授は実取引価額4億6000万ウォン台のこのアパートを買いながら取引価格を2億5000万ウォンに下げたダウン契約書を書いた。 安候補は先月27日これに対して「今後はより厳重な定規で生きていくよう努力する」と謝った。
2008年米国留学から帰ってきた安候補夫妻は所有していた松坡区のアパート(市価11億ウォン)の他に借家を2軒得た。 カイスト教授であった夫妻は学校が提供する社宅には住まず、学校から1億ウォンを支援されて住宅保証金3～4億ウォン台のビラ(194.6m2、60坪)で暮らし、ソウルには汝矣島(ヨイド)の住商複合アパートであるザ シャープ アイランドパーク(住宅保証金 約5億1000万ウォン)を得た。
この他にも安候補が高校生だった17才の時、叔父のアン・ヨンギル氏から釜山市内の農地248㎡を母親とそれぞれ半々ずつ贈与されたし、同じ時期に祖父のアン・ホイン氏から釜山市、水営区(スヨング)、南泉洞(ナムチョンドン)の224㎡土地を家族らと共に贈与された。 また、大学時代の1983年には99㎡(29坪)2階建て住宅をやはり家族らと共に贈与された事実も公開された。 安候補側はこれについて「祖父が安候補の名義で取引したと見られるが、その経緯は分からないが候補は知らなかったこと」と説明した。 ソク・ジンファン記者 soulfat＠hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/555434.html 訳J.S
