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検察、「杭テロ」日本人に出頭要求

登録: 2012.09.05 20:24


少女像、見つめるだけで涙が… 5日午後、ソウル鐘路(チョンノ)区中学洞(チュンハクトン)の日本大使館前で開かれた第1038回日本軍「慰安婦」問題解決のために水曜デモで日本の奈良県からやって来たある女性史研究会の会員が少女像を見つめて涙ぐんでいる。パク・チョンシク記者 anaki@hani.co.kr

応じない場合には犯罪者引渡し請求を検討

検察が駐韓日本大使館前の少女像に「杭テロ」を行った日本人に出席を要求した。

ソウル中央地方検察庁外事部(イ・ソンヒ部長)は、日本の極右政党の代表である鈴木信行(47)に18日検察に出頭して調査を受けよとする出頭要求書を発送したと5日明らかにした。

鈴木は去る6月に少女像の隣に「竹島は日本領」と書いた白い杭を置いて、「油断すると売春婦像、売春婦記念碑が世界の至る所に掲げられるだろう」と語っ た。これに対して日本軍慰安婦被害ハルモニ(おばあさん)8人とナヌムの家、日本軍慰安婦歴史館、国際平和人権センター、市民1000人あまりが鈴木を名 誉毀損と冒涜容疑で検察に告訴、告発した。検察は告訴、告発人調査を行って、鈴木が杭テロを行う際に録画した動画の分析も終えた。検察関係者は「鈴木が韓 国の検察の出頭要求に応じなければ、国際司法共助や犯罪者引渡し請求を行う案を検討する」と語った。
 
キム・テギュ記者 dokbul@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/550409.html 翻訳:Y.U.