原文入力:2012/08/02 08:33(1553字)
←ムン・ソンホ会長、数年間にわたり主要党職を引き受ける
先月、京畿道(キョンギド)安山(アンサン)の自動車部品会社SJMで座り込みをしていた労組員に暴行するなど全国各地で労組破壊作業をしてきた外注警備業者コンテクタスの会長がセヌリ党の党職を受け持っていることが1日確認された。
<ハンギョレ>による取材の結果、ムン・ソンホ(52)コンテクタス会長は2008年からセヌリ党中央委員会指導委員など主要党職を受け持ってきた。 去る6月、指導委員職の任期が終わったが、次の委員が選出される9月までは委員職を維持している。
ムン会長は2007年大統領選挙時には李明博候補中央選挙対策委特別職能委員会副委員長を務めた。 同じ時期に党中央委員会議長特別補佐役と総幹事も務めた。 ムン会長は2005年ハンナラ党政治大学院第5期を修了した後、現在まで同門会会長を務めており、2010年の地方選挙ではハンナラ党京畿道(キョンギド)城南市(ソンナムシ)議会議員候補として出馬もした。
龍仁大(ヨンインデ)格技学科を卒業し高麗(コリョ)大教育大学院で体育教育を専攻し、現在は国民体育公団非常任理事でもあるムン会長は去る3月からコンテクタス会長を務めた。
ムン会長はコンテクタスに名前をだけ貸しただけで実際には会長としての仕事をしてはいないと釈明した。 ムン会長はこの日<ハンギョレ>と会い「コンテクタスから1000ウォン札一枚も受け取ったことはなく、事務室にも一度しか行っていない」として「どんな業者なのか正確に知りもせず善意だけで接近した自分がとても軽率だった」と語った。 彼は「去る30日コンテクタス側に会長職を辞めると話した」と付け加えた。
去る大統領選挙の時、MB選対委活動
2008年から中央委指導委員
2010年には城南市(ソンナムシ)議会議員選挙 出馬も
ムン氏 "名前を貸しただけ" 釈明
しかしコンテクタスが与党の要人らと縁を結ぼうと試みた痕跡が相次いで発見されており疑惑は深まる展望だ。
この業者のホームページを見れば、○法務法人のキム・某弁護士がコンテクタスの法律諮問を受け持っているとされている。 この法務法人は民間人不法査察で拘束起訴されたチン・ギョンナク前公職倫理支援官室企画総括課長を弁護し、ハンナラ党国会議員出身弁護士が代表を務めている。
またコンテクタスは李明博大統領の個人警護を引き受けたことがあると宣伝してきた。 コンテクタスはホームページに李大統領がある行事場所で警護員に囲まれて笑っている写真も上げていた。 チャン・ハナ民主統合党議員は去る30日 「コンテクタスは李大統領の大統領候補時期に個人警護を請け負った業者で、以後政権の保護の下で急成長した」と主張した。 これについてコンテクタス関係者は「李明博ソウル市長時期にソウル市行事の警備を請け負ったことがあるだけで、候補を直接警護したわけではない」として「会社広報のために誇張した側面がある」と説明した。
コンテクタスは自分たちの業務領域を宣伝するホームページおよび報道資料などで‘国家機関、地方自治体、政党などが主管する各種室内外行事儀式などに対する警護・警備・セキュリティーサービスを提供する’と明らかにした。 コンテクタスがムン会長など与党要人を引き込んだ理由と考えられる部分だ。 オム・ジウォン、キム・ジフン記者 watchdog@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/545363.html 訳J.S