原文入力:2012/05/31 18:46(1410字)
民主党代表競選 キム候補 342票 イ候補216票…総合戦績 9-4
チョン・セギュン 影響 大… "イ候補 親盧で孤立" 分析も
得票全体の70%を占めるモバイル・現場投票に触覚
キム候補はこの日、全北、全州(チョンジュ)のウェディングキャッスルで開かれた全北地域競選で総投票数1034票(代議員1人2票)の内342票を得て216票に終わったイ・ヘチャン候補を抜き首位を守った。 イ候補は2位をカン・キジョン候補(227票)に渡し3位を占めた。 キム候補は「新しい民主党と大統領選挙勝利を熱望する代議員の心を重く刻む」として「大統領選挙勝利で必ず報いる」と話した。
キム候補は去る20日、最初の地域巡回投票が行われた蔚山(ウルサン)で予想に反して1位を占めた後、イ候補と累積得票1位を巡り上下に揺れ動いてきて去る30日の江原(カンウォン)地域投票で首位を取り戻した。 そしてこの日最後の地域巡回投票で圧勝をおさめ累積得票2263票を得てイ候補の‘大勢論’を覆し累積得票首位を占めた。 イ候補は累積得票でキム候補に210票遅れをとった2053票を集めた。 残りの累積得票ではこの日2位を占めたカン・キジョン候補(1333票)がチュ・ミエ候補(1292票)を上回り3位に上がり、5位ウ・サンホ候補(1039票),6位チョ・ジョンシク候補(972票),7位イ・ジョンゴル候補(767票),8位ムン・ヨンシク候補(367票)の順だった。
全北の勝敗が分かれた背景はこの地域の‘最大株主’であるチョン・セギュン常任顧問の影響力だった。 党関係者は 「チョン・セギュン顧問が1票はカン・キジョンに与えたが1票は別に指定しなかった」として「しかし、イ・ヘチャン候補ではないとの雰囲気が強かった」と話した。 全北に対する影響力が強いチョン・ドンヨン前議員もキム候補を支援したことが分かった。
‘イ-パク連帯’を基に序盤から大勢論を前面に出したイ・ヘチャン候補が地域巡回競選で押されたことは、イ-パク連帯に対する反発もあるが、イ候補が親盧グループ内部でも孤立したためではないかという分析がある。 親盧の大株主であるハン・ミョンスク前代表とも遠ざかり、チョン・セギュン議員とキム・ドゥグァン慶南道(キョンナムド) 知事も牽制した結果だというものだ。
皮肉なことに本勝負は今からだ。今までの結果は6月9日に予定された首都圏競選とモバイル・現場投票で十分にひっくり返せる状況であるためだ。 今までなされた地域巡回競選は代議員全体1万5307人のうちの6342人が投票した結果であり、代議員投票だけで41.4%が進行された。 ここに全体得票の70%を占めるモバイル、現場投票の比重まで加えれば、この日までの地域巡回競選結果が競選全体に占める比重は11%程度に過ぎない。 イ候補側関係者は「競選直前‘イ-パク連帯’というフレームに対する弊害が作用したと見る」として「モバイル投票などで雰囲気をひっくり返せると見る」と話した。
ソンチェ・ギョンファ記者 khsong@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/535538.html 訳J.S