原文入力:2012/05/18 18:51(936字)
使用側 "クォン本部長は労組員に押されて負傷"
労組 "身体接触なかった…ねつ造劇" 反発
<文化放送>が<ニュースデスク>キャスターであるクォン・ジェホン報道本部長がストライキ中の労組員との衝突でケガをして放送を中断したと明らかにし真偽攻防が起きている。 全国言論労組文化放送本部は当時の動画を公開して使用側が‘ハリウッド アクション’で労組を暴力集団と罵倒していると主張した。
チョン・ヨングク キャスターがクォン本部長の代わりに進行を引き受けた<ニュースデスク>は17日冒頭で 「昨夜クォン・ジェホン キャスターが退勤途中に労組員の阻止過程で身体の一部に衝撃を受け当分放送進行ができなくなった」として「腰など身体の一部に衝撃を受け、20分余りにわたり労組員に囲まれ身動き出来ない状況を体験した」と報道した。 文化放送記者数十人は使用側が他の報道機関出身経歴記者を1年間勤めさせた後に正規職化可否を判断するとして‘試用記者’採用公告を出したことに反発して、16日退勤するクォン本部長に対話を要求した。
労組は18日記者会見で「クォン本部長が報道局から車両まで移動するのに請願警察官40人余りが警護して身体接触がありえなかった」として「記者会に暴力集団という汚名を着せるためのねつ造劇」と主張した。 労組が公開した動画を見れば、クォン本部長が社屋ロビーを出て車に乗るまで、記者たちと直接接触する場面はない。 クォン本部長が車の中で電話通話をしている姿も見えた。 そこまで特別な負傷をした表情ではなかった。
これに対してイ・ジンスク文化放送企画広報本部長は「クォン本部長は労組の動画撮影前に1階ロビーで記者たちに押されて階段で足を踏みはずした」と主張した。使用側はこの日クォン本部長が「精神的衝撃による頭痛と脱力症状の診断を受けて病院に入院した」と明らかにした。
ムン・ヒョンスク先任記者 hyunsm@hani.co.kr
原文: 訳J.S