原文入力:2012/04/12 02:33(1563字)
嶺南(ヨンナム)・忠清(チュンチョン)・江原(カンウォン)総ざらい…首都圏では野党圏に敗北
民主127議席…統合進歩‘第3党’へ躍進、先進党 没落
11日に行われた第19代総選挙で与党であるセヌリ党が国会議席全体300議席(地方区246席、比例代表54席)の中で152議席を占め院内第1党を確保した。 セヌリ党は嶺南圏はもちろん忠清・江原地域で強勢を見せた、野党圏は18代に比べて首都圏で躍進した。
中央選挙管理委員会の全国開票率98.5%である12日午前1時30分現在、セヌリ党は全国246地方区の中で127議席を確保した。民主統合党は106議席、統合進歩党は7議席、自由先進党と無所属はそれぞれ3議席を得た。 セヌリ党は政党投票で比例代表25議席を得ると予想され、地方区と比例代表を合わせて過半である152議席を単独で確保した。
民主党は比例代表21議席を含めて合計127議席を占めるものと見られる。 統合進歩党は比例代表6議席を合わせて合計13議席、自由先進党は比例代表2議席を含め合計5議席を獲得すると予想される。 これに伴い、保守政党を標ぼうしているセヌリ党と自由先進党が議会権力の過半を余裕で確保することになった。
半数近い選挙区で接戦を行い総選挙の最大勝負所に選ばれた首都圏(112議席)では、民主党と統合進歩党など野党圏が力を見せ付けた。 去る18代総選挙時はハンナラ党(現セヌリ党)がソウル・仁川(インチョン)・京畿(キョンギ)(当時合計111席)の内81議席をさらったが、今回は98.5%開票状況でセヌリ党はその半分を少し越える43席に終わった。 反面、首都圏で民主党65議席、統合進歩4議席など野党圏が69議席を獲得し、野党圏連帯の威力を見せた。 セヌリ党はソウルでホン・サドク(鍾路(チョンノ)),ホン・ジュンピョ(東大門(トンデムン)乙),クォン・ヨンセ(永登浦(ヨンドンポ)乙),京畿でチョン・ジェヒ(光明(クァンミョン)乙)議員などの重鎮が大挙落選するなど首都圏で苦戦した。 親李明博系の核心であるイ・ジェオ(ソウル恩平(ウンピョン)乙)議員と刷新派チョン・ドゥオン(西大門(ソデムン)乙)議員は接戦の末に生還した。
代わりにセヌリ党は大田(テジョン)・世宗(セジョン)・忠北(チュンブク)・忠南(チュンナム)など忠清(チュンチョン)圏(合計25議席)で12議席を獲得した。 セヌリ党は18代の時には忠清でたった一議席だけ獲得した経緯がある。 江原でもセヌリ党は9選挙区すべてを席巻した。
民主党は釜山(プサン)でムン・ジェイン(沙上(ササン),チョ・ギョンテ(沙下(サハ)乙)の2候補のみが当選した。 新設された世宗(セジョン)特別自治市ではイ・ヘチャン民主党候補がシム・デピョン自由先進党候補を2桁以上の得票率差で締め出して当選した。
中央選挙管理委員会はこの日、有権者4020万5055人中の2181万5420人が投票に参加し、投票率54.3%と暫定集計されたと明らかにした。 これは歴代全国単位選挙中で最低投票率を記録した18代総選挙(46.1%)より8.2%高い比率だ。 2010年地方選挙投票率(54.5%)に比べては0.2%低い数値だ。 地域別投票率は世宗特別自治市が59.2%で最も高く、仁川が51.4%で最も低かった。 ソウルは55.5%を記録した。
ファン・ジュンボム記者 jaybee@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/527971.html 訳J.S