原文入力:2012/04/08 19:49(1660字)
学者・世論調査専門家に総選挙展望を尋ねると
"民主党が第1党" 21人… "セヌリ党が第1党" 5人のみ
第1党議席数は "130~140議席" …きっ抗予想
二日後に迫った4・11総選挙で第1党の地位は全体300議席(地方区246席、比例代表54議席)の中で130~140議席の戦いにかかったと見られる。 <ハンギョレ>政治専門家調査と与野党自主状況分析の共通した結論だ。
ハンギョレが8日学者と世論調査専門家などからなる政治専門家27人に尋ねた結果、圧倒的多数の21人が民主統合党が第1党になると展望した。 セヌリ党が第1党になると見通した専門家は5人に終わった。 20人の専門家は第1党の議席数を130~140席の間と展望した。第1党と第2党の議席差が10議席未満になるという返事もまた20人に達した。 それだけセヌリ党と民主党のきっ抗が予想されるという分析だ。
‘民主党第1党’を見通した専門家たちは「キム・ヨンミン民主党候補の卑劣発言波紋の影響もあるが、基本的にな焦点が政権審判論のため」(カン・ウォンテク ソウル大教授)等の理由を挙げた。 民主党の公認争いによる波紋とキム・ヨンミン波紋などが政府・与党審判論を圧倒するほどにはならないということだ。 しかし政治評論家コ・ソングク氏は「朴槿恵非常対策委員長が党の刷新を国民に認識させた」としてセヌリ党が135~145席の間で第1党になると展望した。 統合進歩党については答えた専門家中16人が10~15席の議席を予想した。
←8日午後、忠南(チュンナム)、公州市(コンジュシ)、新官洞(シングヮンドン)、市外バスターミナル前で開かれたある政党候補の街頭遊説場である子供がお父さんの肩車に乗って拍手している。公州/カン・チャングァン狂記者 chang@hani.co.kr
激しい接戦が繰り広げられているという予測はセヌリ党と民主党の自己分析でも同じだ。 ただし、外部専門家たちの見解とは異なり、民主党がやや保守的な展望を出した。
セヌリ党は地方区の場合、95議席内外を優勢または、競合優勢と分類していて、接線地区中の一部を追加で獲得し110議席程度を展望した。 ここに比例代表23議席を合わせて合計130議席台序盤の議席を得ると見通している。 反面、民主党関係者は「地方区で60議席だけが優勢で70ヶ余りの地域で超接戦が繰り広げられている」として「比例代表20議席予想まで合わせて総計125議席内外を得ると見る」と話した。
与野党が共通して血のにじむ接線地区に選んだ地域は、ソウル・仁川(インチョン)・京畿(キョンギ)などの首都圏だ。 合計112議席の首都圏を巡り偶然にもセヌリ党と民主党の戦略通は22ヶ所ずつをそれぞれ優勢地域に分類した。 残りの68ヶ所、その中でも40ヶ所内外は‘予測不可’と口をそろえた。 セヌリ党関係者は 「6・2地方選挙時は20%程度私たちが勝っていたが、実際の投票の結果、敗れた所もある」として「これまでに出てきた世論調査数値でセヌリ党候補の実際の支持率は8%程度は抜いて見なければならない」と慎重な態度を見せた。
与野党指導部が最後に残った9,10日の2日間、首都圏応援遊説に注力して支持層の結集と浮動層説得に出ようとしているのもこのためだ。
専門家たちと与野党のこのような展望は、今回の19代総選挙がそれぞれヨルリンウリ党(152席)とハンナラ党(153席)が独自に過半議席を確保した2004年、2008年総選挙とは異なり単独過半政党がなかった2000年総選挙時の形勢と似ている可能性が高いという話だ。
ファン・ジュンボム記者 jaybee@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/527303.html 訳J.S