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UAE原子力発電所の時の受け取った50万ドル、分かってみればMB口座へ…

原文入力:2012/03/23 18:04(1369字)

←韓-UAE首脳会談 アラブ首長国連邦(UAE)を訪問した李明博大統領が2011年3月13日午後(現地時間)アブダビ市内ムシュリプ宮でハリファ・ビン・ザイド・ナハヤン大統領との首脳会談に先立ち握手している。 アブダビ/キム・ポンギュ記者 bong9@hani.co.kr

原子力発電所を受注しながら受け取った‘ザイド環境賞’賞金
環境分野に寄付するという約束とは異なり
MB 財産増加幅 高位公職者中 2番目
内谷洞(ネゴクトン)私邸もMB名義にせず

 昨年、原子力発電所受注とともに李明博大統領がアラブ首長国連邦(UAE)政府から受け取った‘ザイド環境賞’賞金50万ドル(韓貨換算 5億5000万ウォン)が当初知らされたこととは異なりイ大統領の個人通帳に入金されていたことが確認された。 昨年政府はこの賞金について李大統領が環境分野などに寄付するなどに使う予定だと説明し、言論もそのように報道した。

 政府公職者倫理委員会(委員長 イ・サンベ)が官報を通じて公開した‘2012年度高位公職者定期財産変動事項’を見れば、李大統領は昨年末基準で57億9966万7000ウォンの財産を保有していると申告した。 これは前年対比3億306万9000ウォンが増加したもので、次官級以上の大統領室所属高位公職者中で二番目に上昇幅が大きい。 特に預金増加分が大きかったが預金は1億2022万7000ウォンから6億5341万6000ウォンに5億ウォン以上急増した。

 行政安全部は李大統領の預金が急増した理由が‘ザイド国際環境賞賞金受領による預金増加’のためだと説明した。 この賞は個人に与える賞なので賞金も李大統領個人に支給される。

 ザイド賞事務局は昨年初に発表した資料で 「李明博大統領が緑色成長を通じて気候変化に対する新しい成長動力を育成し働き口創出に寄与し、ビジョンと大韓民国を低炭素高効率緑色経済に転換させる重要な契機を作った」として李大統領への授賞選定理由を明らかにした。

 しかしアラブ首長国連邦が支払わなければならない186億ドルの原子力発電所受注金額中、半分以上の100億ドルを我が国の輸出入銀行が28年間貸し出しする内容の裏面契約が明らかになり、一部では李大統領が不適当な契約条件で原子力発電所を受注した代価として賞を受けたのではないかという疑惑が起こった。

 李明博大統領は内谷洞(ネゴクトン)私邸に関連しても依然として約束を守っていないことが明らかになった。 李大統領財産公開内訳を見れば、李大統領の長男シヒョン氏が昨年購入した内谷洞私邸敷地は李大統領の財産目録にない。

 昨年、李大統領の長男シヒョン氏が11億2000万ウォンで内谷洞土地140坪を購入したことが明らかになり、金融実名制法違反と不正贈与疑惑が起きるや李大統領は「内谷洞私邸敷地を自身の名義に変える」と発表した経緯がある。

ホ・ジェヒョン記者 catalunia@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/524927.html 訳J.S