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"村(地域)共同体を作れば地域経済が生き返る"

https://www.hani.co.kr/arti/society/area/522133.html

原文入力:2012/03/05 22:26(1367字)

パク・ウォンスン市長、自治区公務員講演で明らかに
市民団体 "共同体のために民官協力が必要"

 "‘村’、‘共同体’はしばらく韓国語から消えていた単語でした。しかし、私たちの時代は今それを要求しています。"

 パク・ウォンスン ソウル市長が5日午後、ソウル、瑞草洞(ソチョドン)の人材開発院で自治区公務員500人余りを集めて「すべての道は村に通じる」として、村共同体作りに対する考えを明らかにした。パク市長は地域共同体が持っている多様な機能が全て発現できるように一線自治区公務員たちが多様な方式で接近してみることを注文した。

 パク市長はまずソウルの最後の貧民街と呼ばれる蘆原区(ノウォング)、中渓洞(チュンゲドン)‘ペクサ(白砂)マウル’と城北区(ソンブクク)、洛山(ナクサン)公園下の‘チャンス(長寿)マウル’を挙げて「代案的形態で開発してみたいところ」と話を切り出した。 彼は「こちらに大型アパートを作らずに既存住宅を改善して行くならば村の経済が生き返る」と話した。

 彼はまた、働き口作りも「村共同体が解決策」と主張した。 彼は「外国では週末毎朝 農夫市場、風物市場が開かれている。 全国の村で風物市場を活性化すれば数万ヶの働き口ができる」と話した。

 彼は去る1月末、漢陽(ハンヤン)都城(旧ソウル城郭)をひとまわりする巡城経験を思い出させ「都城を復元することに留まらず、その近隣の村を再開発しなければならないと考えた。18kmの城郭道にカフェ、古本屋のようなものを置いて人々が楽しむようにすれば近隣の村が活性化できるだろう」と付け加えた。

 一方、ソウル市の村作りが顕著な成果を出すには思ったより長時間が必要だという展望が出てきた。 この日午後、社会的企業家‘ヒキガエルハウジング’が主催して恩平区(ウンピョング)、仏光洞(プルクァンドン)の民主労総ソウル本部で開かれた村共同体事業討論会でナム・チョルグァン城北(ソンブク)村作りセンター長は主題発表を通じて「専門家を派遣して短期間にマスタープランを導き出すようなまた別の形態の公共主導方式ではないならば、パク市長の‘村作り’は任期中に顕著な成果を導き出すのは現実的に難しい」と主張した。

 ナム センター長は住民たちが自発的に整備事業を放棄した後、民官協力を通じて民間資源と支援組織を作り、住民合意に基づいて統合的再生事業を実行するためには区域解除後少なくとも3~5年の時間がかかると見通した。

 彼は 「村作りは一部で実験中の状況であり、関連法的整備も最近始めた。 村作りをニュータウン出口戦略の核心政策手段として提示することは非常に危険だ」と強調した。

 彼は「村作りはそういう狭い観点ではなく、どの町内、村でも実現できる普遍的事業として推進しなければならない」として「公園造成など断片的で物理的な環境改善事業に終わらず実質的な民官協力、民間草の根ネットワーク、住民参加が重要だ」と強調した。

パク・キヨン記者 xeno@hani.co.kr

原文: 訳J.S