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大田(テジョン)自殺女子高生の友人まで自殺

https://www.hani.co.kr/arti/society/area/515087.html

原文入力:2012/01/17 08:33(1179字)
ソン・インゴル記者、チョン・ジンシク記者

学校・警察の調査を5回受け "守ってあげられず" 普段から自責の念

 同じクラスの女子高生が投身自殺した事件と関連して、調査を受けた女子高生が自ら命を絶った。

 16日午後6時40分頃、大田市(テジョンシ)西区、屯山洞(トゥンサンドン)のあるアパート14階からパク・某(17・高1)さんが飛び降りたのを同アパートの警備員が発見し病院に移送したが亡くなった。 パクさんは先月2日、大田、内洞(ネドン)のあるアパート14階から投身自殺したソン・某(17)さんと同じクラスの友達だ。

 パクさんは亡くなったソンさんの家族が‘ソンさんの自殺は仲間はずれにされたため’とし、警察と教育当局に再調査を要求し、最近学校と警察で5回にわたり調査を受けた。 亡くなったパクさんは先に亡くなったソンさんと同じクラスの友達であり学級委員だ。

 学校関係者はソンさん家族が学生10人余りを調査してほしいと要求したため先月学生たちを調査し、これらの学生たちがソンさんを仲間はずれにしていた事実は確認できなかったと話した。 パクさんは学級委員なので学生代表として警察の調査を受けていたことが分かった。 警察関係者は「当時、調査に先立ち婦人警官がパクさんと対話するなど、心理的な負担を最小化するために神経を使った」と伝えた。

 パクさんの自殺事件を捜査している大田、屯山警察署はパクさんの両親と友人、担任教師などを相手に最近のパクさんの行跡などを調査している。 パクさんはソンさんが亡くなった後、友人に「ソンさんを守ることができなかった」と話すなど悩んでいたことが分かった。

 警察関係者は「遺書は発見されなかった」として「現在までの情況などから考えて、学級委員だったパクさんが友人であったソンさんが命を絶ち、その衝撃に勝てなかったと見られる」と話した。

 学校側は当日夜11時から対策会議を開いて学生たちの動揺を防ぐための対策など事態収拾方案を議論している。

 一方、ソン・某さん事件は先月2日に発生し、先月中旬にはインターネットに投身直前アパートのエレベータ内の防犯カメラが撮影していたソンさんの映像と共に義兄だと身分を明らかにした人が‘いじめ’に耐えられずに身を投げたという理由が公開され、社会的な波紋を呼び起こしていた。 その後、インターネットには亡くなったソンさんを締め出したと名指しされた同級生の写真とブログ住所などが公開されもした。

大田/ソン・インゴル、チョン・ジンシク記者 igsong@hani.co.kr

原文: 訳J.S