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チョ・グク "アン・サンスがパク・ジョンチョル拷問隠蔽を阻んだ? 事実ではない"

原文入力:2012/01/13 11:37(1411字)

"チェ・ホァン部長検事が圧迫を阻み、解剖検査を指示" アン議員主張に反論
"パク・ジョンチョル烈士の死が進路に影響を及ぼした…総選挙出馬計画ない"

←チョ・グク ソウル大法学専門大学院教授. ハンギョレ21キム・ジョンヒョ

 14日はソウル大生パク・ジョンチョル氏が治安本部(現、警察庁)南営洞(ナミョンドン)対共分室で拷問で殺され25周年になる日だ。 ‘ドンとたたいたら、ウッと言って死んだ’というとんでもない弁解をならべて事件を隠そうとした全斗煥軍部政権の拷問隠蔽行為は国民の怒りを触発し、結局1987年6月抗争の導火線となって韓国の民主化を操り上げる契機になった。 昨年12月30日キム・グンテ民主党常任顧問の拷問後遺症による死亡は拷問の惨状と民主主義の大切さを新たに人々胸の中に刻んだ。

 パク・ジョンチョル氏の高校1年先輩でパク氏と格別の間柄だったチョ・グク ソウル大教授は13日文化放送ラジオ<ソン・ソクヒの視線集中>に出演して「ジョンチョルの死は私の進路にいろいろな影響を及ぼした」としながら「国家刑罰権をどのように統制しなければならないか、国家刑罰権はどのように行使されなければならない問題かに関心を持たざるを得なかったし、私の専攻に刑事法を選んだ理由でもある」と話した。

 それと共に彼は「控訴時効が終わったという理由で拷問加害者が何の制止も受けなかった問題をどのように見るのか、私はこういうものを法律的不条理と見る」とし「拷問のように国家が行う反人権的国家犯罪に対しては控訴時効適用を停止するなり廃止する立法的措置を取らなければならない」と話した。

 彼は当時、捜査検事でパク・ジョンチョル氏拷問致死事件を世の中に知らせたのが自身だというアン・サンス前ハンナラ党代表の主張に対して 「事実でない」と反論した。 彼は「当時、南営洞対共分室刑事がソウル地検公安部に来て、すぐに火葬しろと主張したが、隠蔽を阻止して解剖検査をしろと指示した人はチェ・ホァン部長検事であった」とし「彼は高位当局者、安全企画部、大統領府等を通じて絶えず圧迫を加えることを阻み、検事に解剖検査の実施を指示した」と話した。

 アン・サンス ハンナラ党議員は1995年に出版した<アン検事の日記>で、自身とパク・ジョンチョル氏の縁を紹介して有名になり、翌年の1996年にハンナラ党国会議員になった。

 チョ教授はパク・ジョンチョル氏25周期追悼式と関連して「ペク・キワン、ハム・セウン氏ら長老たちの追悼辞に続き、昨年パク・ジョンチョル人権受賞者であるキム・ジンスク民主労総釜山本部指導委員が携帯電話で追悼辞を行うだろう」としながら「最後にはパク烈士が殺害された南営洞対共分室509号へ行ってミョンジン僧侶が霊魂祈祷行事で終えるだろう」と話した。

 一方、彼は4月の総選挙出馬計画を問う質問に「地方区であれ比例代表であれ総選挙には出馬しないだろう」と釘を刺した。

キム・ドヒョン先任記者 aip209@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/514632.html 訳J.S