原文入力:2011/12/19 08:52(1131字)
イ・テヒ記者
オプショナルキャピタルがダース、キム・ギョンジュン、弁護士など20人を告訴
訴訟取下 闇取り引き・ダース実所有主が明らかになるかに関心
キム・ギョンジュン前BBK投資相談代表の横領により被害を受けたオプショナルキャピタル(旧オプショナルベンチャース)が(株)ダースとキム・ギョンジュン氏一家および米国とスイスで彼らが雇用した弁護士など20人を被告とする大規模民事訴訟を米国現地で提起した事実が確認された。 (株)ダースとキム・ギョンジュン氏が140億ウォンをやりとりし法廷攻防を中断する過程で、ある種の取引をしたという疑惑が今回の訴訟を通じて新たに明らかになるかが注目される。
<ハンギョレ>が18日米国裁判所訴訟一覧表(docket)を通じて確認した結果、オプショナルは去る1日(現地時間)ロサンゼルス高等法院にこれらの人々を横領と詐欺性送金(fraudulent transfer)等の疑いで告訴した。先月、米国連邦裁判所がダースとキム・ギョンジュン氏間の訴訟取下決定を受け入れるたことにより米国法廷から抜け出ようとした(株)ダースは、今回の訴訟で再び米国法廷で長い訴訟戦を継続することになった。
今回の訴訟を通じて、この間ベールに包まれていたキム・ギョンジュン氏のスイス秘密口座の実体と(株)ダースとキム・ギョンジュン氏の間にスイスで起きた法的攻防の一部が明らかになった。オプショナルはスイスでキム・ギョンジュン氏を法的に代理した法務法人‘ボレル&バービー’とニコラ ピエラル弁護士、同じく(株)ダースを代理した‘ザ クトゥ&アソシエ’とロベルト ピヒター弁護士も訴訟対象に含めた。 オプショナルはスイス現地の‘クレディスウィス銀行’にあったキム・ギョンジュン氏の秘密口座から140億ウォン(約1300万ドル)の資金が去る2月(株)ダースへ送金される過程が米国連邦政府と連邦裁判所の凍結措置に違反してなされたものであり、彼らが不法的に介入し起きた詐欺性送金に該当すると訴状で主張した。
今回の訴訟では(株)ダースの実所有主問題までが明らかになる可能性もある。 (株)ダースは李明博大統領の長兄イ・サンウン氏と義理兄弟の故キム・ジェソン氏の夫人が所有する会社だが、イ大統領が実所有主ではないかという疑惑が去る大統領選挙から継続的に提起されてきた。 イ・テヒ記者 hermes@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/510798.html 訳J.S