登録 : 2017.10.11 01:04 修正 : 2017.10.11 08:09

9月26日に陸軍のL上等兵(22)が頭に銃弾を受けて亡くなった射撃場/聯合ニュース
9月26日に部隊に戻る際に軍の射撃場の後方路で銃弾を受けて亡くなった陸軍6師団のL上等兵(22)が、跳弾(跳ね返った弾丸)ではない流れ弾に当たっていたことが確認された。L上等兵は射撃場でまっすぐ飛んできた弾に当たったという話だが、最小限の安全規則遵守もできていなかった軍の安全軽視と事故を隠そうとした不道徳に衝撃を禁じることはできない。起きてはならない事故が堂々と起きる軍隊に子を送ろうとする親がいるだろうか。

今回の事件は軍の総体的な職務怠慢を丸々示している。K-2小銃の有効射程距離は460メートルなのに、射線から340メートルに道を設けていたこと自体が話にならない。また射撃訓練部隊と兵力引率部隊は、事故当日何の連絡もやりとりしてなかった。そのため部隊長は銃声が鳴っているのに射撃場の後方路に兵隊を移動させ、これを統制すべき警戒兵はぼさっと立っているだけだった。国防部の調査本部は、事故周辺の木々から流弾が70個余りも発見されたと明らかにした。惨事はいつでも起きえたというわけだ。このような軍の射撃場は同所だけだろうか。

事故直後の軍の処理の態度にはいっそうあきれる。当初は「原因不明の弾丸がどこから飛んできたか分からない」とし、その後「射撃場から飛んできた跳弾と推定される」と明らかにした。流弾ならば軍の責任が大きくなるので、大まかにごまかそうとした疑いが持たれる。遺族たちは「跳弾は弾頭が他の所にあたって弾の形を変えるが、銃弾が弾頭の形を維持している」として跳弾の可能性は低いと指摘したが、そのような初歩的な事を軍が知らなかったというのは理解できない。

家族の真相究明の要求で特別捜査が再び始まり、事件の真相が早期に分かったから良かったものの、そうでなければ軍がいかなる手段に出たかと、国民は憤るばかりだ。軍は「引率の幹部だった副小隊長が、事故直後に上級部隊に射撃場で撃った弾がはね飛んだようだと報告したため」と釈明したというが、これを弁解というのも情けないばかりだ。

真相究明を要求したL上等兵の父親は「誰が撃ったか明らかにしないでほしい」と訴えている。その隊員が自責の念を抱いて生きていくのは望まないと話している。責任免除に汲々とした軍指揮部の姿とはあまりにも対照的であり、あまりに胸が痛む。

(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

韓国語原文入力: 2017/10/10 17:52(1116字)

原文: http://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/813916.html訳T.W

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