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カダフィ‘荒くれ息子’ハンニバル 昨年 韓国の夜文化を楽しんだ

原文入力:2011-03-02午前08:49:34(1238字)
中国に行ったついでに立ち寄り3泊4日滞留
ホテルに不満 夜中に交換要求
ナイトクラブでは‘ブッキングしてくれ’

キム・ジンチョル記者

ムアマル・カダフィ リビア国家指導者の5番目の息子 ハンニバル(35)が昨年秘密裏に韓国を訪問していた事実が明らかになった。ヨーロッパで各種の問題を起こし世界的に問題人物として有名なハンニバルは、中国、上海に滞在中に韓国に滞留しナイトクラブに立ち寄り儀典関係者に‘ブッキング’斡旋を要求するなど各種の突出行動と奇行を行ったことが分かった。
国内の儀典業者B社のある関係者は1日「昨年2月、ハンニバルが韓国に3泊4日日程で滞留した」として「外国の協力業者から突然最高のVVIPが訪問するので、何も訊かずに丁重に迎えてくれという要請を受けた」と話した。

初日、宿舎に到着したハンニバルは最高級Kホテルが気に入らないとし夜10時に突然 宿舎の交換を要求した。儀典担当者は急いどうわさをたよりに捜し出し、また別のKホテルに宿舎を移した。儀典担当者は「ハンニバルが昼間はこのホテルの客室に留まり、夜だけ市内を動いた」と伝えた。

B社がソウル、清潭洞のレストランに夕食予約をしたが、ハンニバルは「私の水準に合わない食堂」と言い不満を打ち明けた。このレストランのマネジャーが国内外の有名人たちが食事する場面を撮った写真とサインを見せるとハンニバルは笑って満足そうだったとB社関係者は耳打ちした。

特にハンニバルは韓国の夜文化を体験したいと要求し、儀典担当者が大変な苦労をさせられた。ソウル 江南の有名ナイトクラブを訪問したハンニバルは、そこで目撃したいわゆる‘ブッキング’を要求した。儀典担当者は「あちこちテーブルを歩き回り夜通し英語対話が可能な女性を捜し歩いた」と打ち明けた。

韓国滞留最終日には上海の大雪で航空便が欠航になりハンニバルは船便を用意しろと要求した。B社はもう一日泊まるように彼をかろうじて説得し‘ナンタ’公演会場に連れていった。儀典関係者はそのために公演会場のVIP席1列を全て予約したが、ハンニバルはVIP席が気に入らないとしA席に固執した。おかげでA席観覧客らが皆VIP席で移動し公演を観覧するというパフォーマンスが起きた。

ハンニバルは警察暴行(2001年イタリア),猛スピード運転(2004年フランス),ホテル拳銃騒ぎ(2005年フランス),ホテル従業員暴行(2008年スイス),夫人暴行疑惑(2009年英国)等、世界各国で問題を起こし外交的問題まで起こした経緯がある。 キム・ミヨン記者 instyle@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/466002.html 訳J.S