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福島原発汚染水7800トン、海へ…4回目の放出始まる

登録:2024-02-29 06:22 修正:2024-02-29 07:55
来月16日まで
福島第一原発敷地タンクに保管中の放射性物質汚染水/聯合ニュース

日本の東京電力が福島第一原発の放射性物質汚染水の4回目の海洋放出を始めた。

 東京電力は28日午前11時11分頃、気象状況など問題がないとし、汚染水を海に放出したと発表した。今回の放出は1~3回目と同様、17日間で約7800トンを原発の沖合に流す予定だ。福島原発汚染水の1回目の放出は昨年8月24日に始まり、3回目の放出は昨年11月20日に終了した。

 東京電力は3回にわたる放出を通じて汚染水約2万3351トンを処理し、今回の4回目まで合わせると計3万1200トンになる。

 東京電力は今年4月から来年3月まで7回にわたって5万4600トンの汚染水を放出する計画だ。1回当たりの放出量は現在のように7800トンだ。東京電力は「これまで処理水の放出による問題は確認されていない」と説明した。

 国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長は来月12~14日に来日し、福島第一原発を視察する。汚染水を海に放出してから半年を迎え、現地の状況を確認する予定だ。

東京/キム・ソヨン特派員(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/1130196.html韓国語原文入力:2024-02-28 19:47
訳H.J

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