本文に移動

10勝-30本塁打… 大谷翔平、私たちの時代の伝説になる

登録:2022-09-01 20:22 修正:2022-09-02 09:33
大谷翔平(LAエンゼルス)が1日(韓国時間)、米国カリフォルニア州のアナハイムエンゼルスタジアムで開かれたニューヨーク・ヤンキースとのホームゲームで、6回に3ランホームランを放ち喜んでいる=アナハイム/AP・聯合ニュース

 「野球の天才」大谷翔平(28・LAエンゼルス)の限界はどこにあるのか。

 

 投打の二刀流でプレーしている大谷が、またしても米国プロ野球メジャーリーグ(MLB)に新たな歴史を書いた。1シーズンに10勝と30本塁打を同時に達成し、メジャーリーグ史上初の偉業を成し遂げた。

 大谷は1日(韓国時間)、米国カリフォルニア州のアナハイム・エンゼルスタジアムで開かれたニューヨーク・ヤンキースとのホームゲームで0-2でリードを許した6回1死、ランナー1・2塁の状況で3ランホームランを放った。2年連続の30本塁打だ。エンゼルスはこのホームランで3-2となり逆転勝ちを収めた。

 歴史的な記録だ。大谷は先月10日に開かれたオークランドとの試合でシーズン10勝目を獲得し、10勝-25本塁打で104年ぶりにベーブ・ルースが立てた10勝-25本塁打の記録に並んだ。ところが1カ月も経たずにホームラン5本を追加し、10勝-30本塁打という前人未踏の記録を打ち立てた。

 今シーズン、大谷は投手としては11勝(8敗)176奪三振、平均自責点2.67を収め、打者としては打率0.269に30本塁打 82打点を記録している。大谷はこの日の試合後「重要な瞬間に30号ホームランを打ててうれしい。一発打てればリード(優勢)を奪えると思い、ストライクを見逃さないようにした」と感想を伝えた。

 今シーズン最優秀選手(MVP)の座をめぐり争うアーロン・ジャッジ(ヤンキース)の前で大谷が10勝-30本塁打の境地に上がり、今シーズンのMVP競争もさらに激しくなった。昨シーズンのアメリカンリーグ最優秀選手である大谷は、今年も有力候補に挙げられている。

イ・ジュンヒ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/sports/baseball/1057101.html韓国語原文入力: 2022-09-01 16:19
訳J.S

関連記事