戦略爆撃機B-2に続き、韓-米合同軍事訓練に参加するため31日に韓国に向け出撃した米国の主力戦闘機 F-22、別名‘ラプター’は空中で敵を制圧する能力が卓越しており、現存する‘最強の戦闘機’と呼ばれる。
F-22の特徴は、敵のレーダーを避けて敵機に接近できるステルス機能、マッハの速度を維持できる超音速巡航性能などに要約できる。 250km離れた物体まで識別可能なAPG-77 AESAレーダーを利用して、敵を見つけた後、相手が感づく前に先制攻撃できる。 相手がF-22の接近を知ってから逃げても、超音速巡航で簡単に追いつける。
2006年6月に行なわれた‘Northern Edge’訓練で、F-22はF-15・16・18等の第4世代戦闘機らと1対1の模擬空中戦を行い、144対0で勝利し、世界最強という名声を得た。 現存最高の性能のために技術流出を憂慮した米国空軍は、メーカーであるロッキード マーティンとボーイングから187機を供給された後、生産を中断させたといううわさもある。 有人戦闘機の極限を見せたという点で‘最後の有人戦闘機’とも呼ばれる。 滑稽にも唯一の短所はまだ実戦経験がないということだ。
キル・ユンヒョン記者 cahrisma@hani.co.kr