原文入力:2011/11/25 09:37(929字)
パク・ヨンニュル記者, キム・ギョンナク記者
K5・SM3等 17車種
現代自動車のグレンジャーHGなど国内で販売中の車両の大部分で走行中に車内への一酸化炭素流入が確認された。
交通安全公団自動車性能研究所は最近、排出ガスが自動車内に流入するという嘆願が提起されたグレンジャーHGなど三車種に対して製作欠陥調査をした結果、走行中に一酸化炭素が12.6~36.7ppm検出されることが明らかになったと24日明らかにした。 現在、環境部の一酸化炭素室内許容基準値は10ppmだ。
研究所はグレンジャー以外にも市中運行中の出庫3年以内の国産車13種、輸入車5種を無作為選定し共に実験した結果、これらの車両の内17車種で一酸化炭素が流入していることを確認した。この内、K5 2.0 GSL, K7 3.0 LPG, SM3 1.6 GSLなど国産車3種と三菱エクリプス、ベンツE350 GSLなど輸入車2車種は基準値を越えていた。 SM5 GSLのみが調査車両の内で唯一一酸化炭素が検出されなかった。
今回の調査は車両の室内空気調節装置スイッチを内部循環状態にして時速100~140kmの速度で約30分間、急加速と急減速を繰り返す極端な走行状況でなされた。外気が流入する外部循環状態にした時には一酸化炭素がほとんど検出されず、走行中も80km以下では排出ガスの室内流入現象が微小だった。一酸化炭素はトランクの換気口を通じて入ってくることが明らかになった。
だが、排出ガスの室内流入に対する基準は国内だけでなく国外にもないことが調査された。交通安全公団クォン・ヘボン調査分析室長は 「車内流入一酸化炭素の有害性有無に対する諮問を求めた後、来月15日までに欠陥有無を判断し国内運行中の車種全般に対する調査の必要性を検討する」とし周期的な外部循環モードの使用を推奨した。
パク・ヨンニュル、キム・ギョンナク記者 ylpak@hani.co.kr
原文: 訳J.S