原文入力:2011/09/29 21:12(686字)
キム・ギョンウク記者
高齢化が速く進行しており、20年後には生産可能人口(15~64才) 3人が老人1人を扶養しなければならないとの予測が出た。また、15年後には「超高齢社会」になり、人口10人中2人は65才以上の高齢者が占めることになる見通しだ。
29日統計庁が発表した「高齢者統計」によると、昨年、老年扶養比率(生産可能人口100人に対する65才以上人口の比率)は15.0で、生産可能人口6.6人が65才以上の老人1人を扶養しているが、2020年には生産可能人口5人が、2030年には3人が老人1人を扶養することになると予測される。幼少年人口(0~14才)100人に対する65才以上人口の比率を示す老齢化指数も昨年67.7だったが、2016年には100.7になり、高齢人口が幼少年人口を越えると思われる。
昨年の65才以上の高齢者が全人口に占める割合は11.9%で、2018年には14.3%、15年後の2026年には20.8%記録し、超高齢社会に突入する見通しだ。65才以上人口が総人口に占める割合が14%を越えると「高齢社会」、20%を越えれば「超高齢社会」と分類する。高齢社会から超高齢社会に達する期間は8年で、日本(12年)、フランス(39年)、イタリア(18年)、アメリカ(21年)、ドイツ(37年)よりはるかに速い。
キム・ギョンウク記者 dash@hani.co.kr
原文:https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/498665.html 訳 M.S