本文に移動
全体  > 経済

イタリア信用降格で(韓国ウォン)為替レート急騰

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/497069.html

原文入力:2011/09/20 20:24(894字)
イ・ジェミョン記者


ヨーロッパ発の悪材料が続く中で外国人資金の離脱によりウォン-ドル為替レートが連日急騰している。
20日ソウル外国為替市場でウォン-ドル為替レートは前日より11.4ウォン上がった1148.4ウォンで取引を終えた。この日の為替レートは昨年12月27日につけた1149.0ウォン以後9ヶ月ぶりの最高値であった。ギリシャの債務不履行可能性で危機意識が高まった金融市場に、イタリアの信用等級降格ショックが重なり為替レートは取引耳管中に一時1156ウォンまで急騰したが外国為替当局の介入により上昇幅を減らした。

チョン・ヨンシク三星経済研究所研究委員は「最近の為替レート急騰はユーロゾーン危機の拡散憂慮とともにドル貨資金需要が増えたため」とし「外国人が為替差損の可能性が大きくなるやドルを買い入れ短期的にも需給に空白ができた」と分析した。


先月の米国信用等級降格にも比較的安定していたウォン-ドル為替レートは今月に入り、ヨーロッパ財政危機が再浮上し半月の間に87ウォン近く暴騰した。最近、株式はもちろん債権市場でも外国人投資家が離脱する兆しを見せていることも為替レート上昇を煽っている。


外国為替当局も積極的に為替レート防御に動いている。チェ・ジョング企画財政部国際業務管理官は20日「最近の韓国ウォンの動きを見れば、市場が過度に反応しているようだ」として「調整の契機があると考える」と話した。必要ならば市場に介入するという意を明確にしたわけだ。外国為替市場のあるディーラーは「1150台を越え当局の市場介入物量が出てきたと見られる」と話した。


一方、国際信用評価社のスタンダードアンドプアーズ(S&P)は19日(現地時間)イタリアの国家信用等級をA+からAへ一段階降格した。 イ・ジェミョン記者 miso@hani.co.kr


原文: 訳J.S