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LG-SONY ‘槍’下ろして‘手’をつなぐ

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/491458.html

原文入力:2011/08/11 21:05(788字)
キム・ジェソプ記者

特許訴訟 全て取り下げ…互いに共有することで合意

LG電子とソニーが行った特許侵害対抗訴訟が特許を互いに共有することで終えられた。
LG電子は「米国裁判所と貿易委員会などに出した特許侵害訴訟を全て取り下げる代わりに、クロスライセンスを結び特許を共有することでソニーと合意した」と11日明らかにした。両社がクロスライセンス契約を結べば、共有対象特許に関しては別途の費用を支払わずに自由に使うことができる。LG電子関係者は「具体的な契約内容については公開しないことで合意した」と明らかにした。

これに先立ち、ソニーは昨年12月 LG電子の携帯電話が自社の特許を侵害したとし米国国際貿易委員会(ITC)と連邦裁判所に訴訟を提起した。 これに対し、LG電子は今年2月ソニーのデジタルテレビとゲーム機などがブルーレイ標準と信号受信および処理に関する8種類の特許を侵害したとし、米国貿易委員会とカリフォルニア地方法院に対抗訴訟を提起した。以後、両社の特許紛争はより一層激化しソニーは米国、ロサンゼルス地方法院にLG電子の液晶画面(LCD)が特許を侵害したという訴訟を追加で提起し、LG電子もオランダおよび西ヨーロッパ裁判所にソニープレーステーション3の輸入禁止仮処分申請を出すことで対抗した。

LG電子関係者は「訴訟で勝っても結局 失うものが多いという判断に立ち、訴訟中にも合意努力を続けてきて実を結ぶことになった」とし「この間、着実に補強してきた特許チームがきちんとその役割を果たした」と語った。

キム・ジェソプ記者

原文: 訳J.S