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‘私の住民番号がどうして…’盗用確認サイト マヒ

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/490764.html

原文入力:2011/08/07 20:38(1061字)
チョン・ユギョン記者

ネイト・サイワールド 3500万人 情報流出
住民登録番号 再発給 キャンペーンも
ポータル・保安業者 保安‘非常事態’

3500万人の個人情報がそっくり流出したSKコミュニケーションズ ハッキング事態の波紋がますます広がっている。

ネチズンたちの不安感はなかなか落ち着く兆しを見せない。韓国インターネット振興院(KISA)と行政安全部の管理の下、住民登録番号盗用有無を確認する‘住民番号クリーンセンター’には去る5日から接続が急増し始め7日まで業務が事実上麻痺するほどであった。ここは普段は訪問者が一日平均5000余人程度だったが、SKコミュニケーションズ事件以後は百万名水準へ接続が暴走している。住民登録番号盗用有無を有料で確認する一部の信用情報評価業者などにも接続者が大幅に増えた。これと関連して参与連帯と進歩ネットなどは、ハッキング被害者などに住民登録番号を再発給せよとのキャンペーンを繰り広げている。

こうした中、今回の事件の波紋は他のポータルや保安業者など業界全般に広がる様相だ。警察による捜査の結果、ハッキング過程で保安業者のイーストソフトの‘ALTools’プログラムが経路として活用されたことが分かり、ネイト・サイワールドなどの保安を担当してきたシマンテック・アン・チョルス研究所だけでなく保安業者全般の信頼が同伴崩壊しているためだ。

ポータルは直ちに‘自主取り締まり’非常体勢に入った。 ネイバーを運営するNHNとダウムを運営するダウムコミュニケーションは問題となったイーストソフトの個人用無料プログラムを削除するための措置を職員らに下したことが分かった。イーストソフトのプログラムは個人使用者には無料だが、企業用には有料で提供されている。SKコミュニケイションズをはじめとするポータルが個人用無料プログラムを業務用途で使い著作権および保安に無関心だったという疑いを避けられなくなった。

保安企業等も致命打を受けた。イーストソフトはアン・チョルス研究所の‘V3’の次に多くの使用者を確保している国内ワクチン プログラムである‘アルヤク(錠剤)’を作った保安業者でもある。

チョン・ユギョン記者 edge@hani.co.kr

原文: 訳J.S