原文入力:2011/07/25 17:51(1139字)
KTXの相次ぐ事故に、中国高速鉄道の落雷惨事が重なり不安感が増幅される中で、国土海洋部がKTXについて「来年上半期までは故障が起きてもやむをえない。そのことはある程度理解してかからなければならない」 と話したことが知らされ論議がおきている。
<連合ニュース>によれば国土海洋部鉄道技術安全課は去る24日‘KTX安全強化対策’を補完する追加対策を発表する席でこのように明らかにし 「時間がかかっても徹底して完ぺきにシステムを変えることが結局は安全のために重要だ」と強調した。
この席で国土海洋部鉄道技術安全課は去る4月13日、安全強化対策として発表した46項目の推進課題に加え36項目の推進課題を発表した。
追加対策は主にKTXの車両故障を最小化するために整備現場に品質管理専門担当組織を新設し、問題を起こした部品を早期に全て交換する方案などだ。
しかしこのような追加対策は中・長期対策が大部分であり、当面の利用客の安全については依然として赤信号がついた状態だ。
KTX-1の場合、冷却送風機など故障が憂慮されている部品6種は先制的に来る9月までに全量交換することにし、69%の交替率を示しているが、最近KTXをファンアクトンネルで立ち止まらせた問題部品など5種は来年6月にようやく交換が終了する予定だ。
KTX安全強化対策点検班長を担当しているキム・キファン鉄道研究院高速鉄道研究センター長はこれと関連して、「予算が反映されなければならないため来年に持ち越す部分も一部あるだろう」とし「全体で46編成、960両に及ぶKTX-1の部品を一斉にすべて換えることは難しい。乗客輸送に及ぼす影響を最小化するために車両運行を縮小しながら交換しなければならないため段階的に換えるほかはない」と説明した。
イム・ヨンホ自由先進党スポークスマンは25日、論評し「隣国中国でも小さな事故が頻発し結局、大型惨事につながった。わが国のKTX事故も2009年月平均1.92件から今年は5.1件へ急増した。中国のように小さな事故を見過ごして取り返しのつかない事故が発生するのではないか心配だ」 として 「しかし政府は‘来年上半期までは故障が少しは起きるだろう。 理解してくれ’と話している。大型惨事が発生しても理解をしてほしいとお願いするのか?」と国土海洋部の安易な対処を叱責した。
デジタルニュースチーム
原文: 訳J.S