原文入力:2011/06/15 21:50(930字)
チョン・インファン記者
稲妻市場、江原物品 22%
ジャガイモ・米、全南・ソウルを経て来る
“道内物流センター建設すべき”
江原地域の伝統市場を活性化するには地域次元の物流流通システムの体系化が優先されなければならないという提案が出てきた。
社団法人 江原の暮らしは15日「先月27日から今月3日まで江原、春川市内の伝統市場5ヶ所で流通する穀物・農産物・果物など23品目を調査したところ、道内で生産と流通が全てなされた物品がきわめて少ないことが分かった」として、このように主張した。
春川を代表する‘稲妻市場’を調べた結果、道内で生産・流通した品目はトマト・ハクサイ・卵・豆腐・粉トウガラシなど5品目で全体の約22%に留まることが明らかになった。新ジャガは全南宝城・会泉から、米は慶北尚州と全北益山から各々ソウルを経て稲妻市場に供給されるなど全体の78%が外部流通業社を通じて供給されていた。特にサバなど一部品目は束草など道内から出荷された後、ソウルの大規模流通市場を経て再び春川に供給されていた。
反面、生産者が消費者と直接出会える市場形式で運営される‘エマッコル朝市’は春川を原産地とする品目が40%を越えており、道内の他地域で生産された物品まで含めれば‘江原産’が半分を越えていた。流通経路もやはり市内を中心になされたり生産者-消費者直取引方式でなされる品目が53%を占めるなど、地域経済貢献度が最も高いことが分かった。
ファン・スンソク江原の暮らし事務局長は「伝統市場の老朽化した施設も問題だが
、地域商人が地域で生産された農産物の供給を受ける通路が詰まっているということがさらに大きな問題」として「地域生産物を地域商人らに滞り無く連結できる流通システムを整備してこそ商人は物流費用を減らし、消費者は地域商品を安く手軽に購買でき在来市場の活性化を図ることができるだろう」と強調した。 チョン・インファン記者 inhwan@hani.co.kr
原文: 訳J.S