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韓国電力 消耗性資材契約 LGサーブワンが総取り

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/481914.html

原文入力:2011/06/08 22:43(792字)

‘LG出身’キム・サンス社長、375億ウォン 物量‘実家にまとめ与え’疑惑

LG電子副会長出身のキム・サンス氏が社長を務める韓国電力公社と子会社の発電会社4社が昨年から全てLGサーブワンから事務用品など消耗性資材(MRO)購買代行契約を結んだことが確認された。

本社の韓国電力が昨年1月、サーブワンと10億ウォン分のMRO購買代行契約を締結した以後、子会社の韓国南部発電、韓国東西発電、韓国西部発電、韓国南東発電が順にサーブワンと150億ウォン、140億ウォン、2億ウォン、73億ウォンの契約を結んだ。韓国電力と発電会社4社が全て特定会社、それも韓電社長が以前に身を置いたLGグループ系列会社に取り引きを集めたのだ。そのためキム社長の影響力がこの過程に作用したのではないかとの疑惑が出てきている。

だが、韓電関係者は「経費節減目的で消耗性資材購買代行契約を締結しただけで、社長とは何の関係もない」として「契約は全て公開入札を経て進行された」と話した。韓国南部発電関係者も「色々な業者が参加した公開入札を通じて透明に契約が締結された」と話した。

去る3日、iマーケットコリア(三星),N2B(ポスコ),コリアiプラットホーム(コーロン)等、大企業MRO業者3社は工具・ベアリング中小流通商人らと‘新規営業拡張自制’で合意したが、業界1位のサーブワンは合意から抜けた。(<ハンギョレ> 6月7日付19面)最近、大企業が中小商工人の領域であるMROまで進出し批判世論が激しい。 リュ・イグン記者 ryuyigeun@hani.co.kr

原文: 訳J.S