原文入力:2011-05-27午後08:29:23(837字)
ファン・ボヨン記者
←北韓の対中国貿易比重 推移
昨年、北韓の対外交易で中国が占める比重が80%を越えたことが分かった。
KOTRAは北韓の対中輸出入規模が2009年の26億8000万ドルから昨年34億7000万ドルに29.3%増加したと27日明らかにした。これに伴い、北韓の対外交易に中国が占める比重も78.5%から83%に跳ね上がった。北韓の大衆交易比重が80%を越えたのは昨年が初めてだ。KOTRAは1990年以後、毎年 各国貿易館を通じて北韓の対外交易規模を集計してきた。
中国に対する北韓の貿易依存度は2004年時点まで48.5%にとどまっていた。しかし対北韓制裁が強化され2008年には73%、2009年78.5%等、依存度が急速に高まってきた。交易規模総額も増えた。北韓の対外交易は2009年34億1000万ドルから昨年41億7000万ドルへ22.3%増加した。KOTRA関係者は「北韓の交易規模が増加したのは国際社会の制裁による外貨難打開のために鉱物および鉄鋼などの輸出を増やしたため」としながら「持続的な対北韓制裁で対中貿易偏重度はさらに深刻化されるだろう」と展望した。北韓は現在、中国に無煙炭・鉱物・衣類製品などを輸出し原油・機械類・電気機器・車両などを輸入している。
反面、日本は2008年 対北韓経済制裁を加えた以後 2009年から北韓との交易実績が一度もないと調査された。米国も同じ理由で昨年交易規模が194万ドルにとどまった。中国とロシアに続き北韓の3~4位貿易国であるドイツおよびインドとの交易規模もやはり減少傾向だ。 ファン・ボヨン記者 whynot@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/480083.html 訳J.S