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オープンマーケット 2500億 不当利得 公正委 ちりんと1800万ウォン過怠金

原文入力:2011-04-25午後08:40:13(1656字)
Gマーケット・オークション・11番街 3ヶ所
製品優秀性・人気`と関係なく金を受け取り‘ベスト コーナー’売る
業界、消費者 集団訴訟 憂慮

キム・ギョンナク記者

←主要オープンマーケット事業者売上額推移

‘不当売り上げ2500億ウォン 対 過怠金1800万ウォン’
Gマーケット、オークション、11番街など主要オープンマーケット事業者が消費者を欺き年間数百億ウォンの不当利得を得てきたことが公正取引委員会による調査の結果 明らかになった。だが、公正委はこういう事実を明らかにしながら、これら企業を相手に是正命令と共にたった1800万ウォンの過怠金を払わせただけで、あまりに軽い処罰ではないかという指摘が生じている。

公正委は25日、国内オープンマーケット市場の80%以上を占めているGマーケットとオークション、11番街など3ヶ事業者が自社の広告サービスを購入した販売者の商品を‘プレミアム商品’または‘人気商品’として紹介する手法で不当利得を得てきたとし、これら企業に是正命令を下し過怠金1800万ウォンを賦課することを決めたと明らかにした。過怠金の賦課額はGマーケットが800万ウォン、オークションと11番街が各々500万ウォンだ。

公正委による調査結果によれば、これら企業はオープンマーケット ホームページに製品の優秀性や実際の人気度とは無関係に自分たちが販売する付加サービスを購入した販売者に限定しプレミアム商品、ベストセラー、人気度順に整列した空間に商品を展示できるようにしていた。消費者がプレミアム商品コーナーまたは、ベストセラーコーナーなどに登載された商品を高級品あるいは人気商品として誤認するよう事業者が意図的に図ったわけだ。

オープンマーケット事業者がこのように消費者を欺瞞して稼いだ収益は、最近3年間で少なくとも2500億ウォンを越えると推定される。公正委関係者は「全体売上額に付加サービス販売額が占める比重は15%水準」としながら「消費者欺瞞行為は2008年から現在まで3年近く続いてきた」と明らかにした。財務状態表が公開されていない11番街を除くGマーケットとオークションの公示資料によれば、これら2業者の最近3年間の累積売り上げは計1兆6485億ウォンであり、その15%にあたる2468億ウォンが消費者欺瞞行為を通じて稼いだ売り上げであるわけだ。公正委側は「一般商品販売仲介手数料がさほどにならない現実で 収益極大化を追求する過程で不当行為が続いてきたようだ」と解説した。

だが、オープンマーケット事業者が稼いだ不当売り上げに比べ1800万ウォンの過怠金は過度に低い。これに対して公正委は「現行法(電子商取引法)上、課徴金賦課のためには営業停止水準の消費者被害の発生が要件だが、今回のケースはそれには該当しない」として「刑事告発もやはり是正命令違反の反復などの事前条件が必要だ」と話した。一種の法的限界があるという話だ。

業界では今回の公正委決定がややもすれば消費者の集団訴訟につながりかねないと憂慮する雰囲気だ。業界のある関係者は「最近になって被害をこうむった多数の消費者をまとめて該当業者を相手に起こす企画訴訟が増加している」として「今回の事件もやはり個別消費者次元では損害賠償を請求するには金額が大きくないが、集団訴訟に進む場合には会社が支払わなければならない費用が少なくなさそうだ」と話した。

一方、国内オープンマーケット市場 4位業者であるインターパークは公正委の調査結果、消費者欺瞞行為をしていないことが分かった。

キム・ギョンナク記者 sp96@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/474786.html 訳J.S