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自動車環境・安全基準 政府、米 要求 受け入れ 示唆

原文入力:2010-11-09午前08:27:00(1051字)
韓-米 FTA 再協議、9日妥結する公算

チョン・ウンジュ記者

←キム・ジョンフン外交通商部通商交渉本部長(上写真左から3番目)とローン カーク米国貿易代表部代表(下写真右から2番目)が8日午前、ソウル、世宗路、政府中央庁舎別館で開かれた韓-米自由貿易協定再協議妥結のための高位級実務協議で未解決争点を議論している。 共同取材

キム・ジョンフン通商交渉本部長とローン カーク米国貿易代表部(USTR)代表が8日午前から2日間の日程でソウル、世宗路、政府中央庁舎別館で韓-米自由貿易協定(FTA)争点懸案を妥結するための通産長官会議を開いた。
キム本部長はこの日、通産長官会議を終わらせた後 言論ブリーフィングで米国側が要求した米国産自動車に対する環境規制および安全基準の緩和を受け入れる可能性を示した。キム本部長は「米国が我々の自動車安全基準と燃費と温室ガス排出など環境基準に関心を表明した」とし「米国産自動車の占有率が1%にもならない状況で強化された安全・環境基準が(米国車の)市場進入障壁になりうるという点を考慮し、均衡点を探している」と話した。牛肉分野に対しては 「米国の関心表明はあったが未だ議論していない状況」と付け加えた。

李明博大統領とバラク・オバマ米国大統領が来る11日に会う前に、交渉を決着させることを公言し、この日 通産長官会議が終わった後に関係部署緊急長官会議が相次ぎ開かれ、通産長官2日目会議が進行される9日にも交渉が妥結するという観測が出ている。キム本部長も「明日(9日)の協議を進行し重要な進展があればいつでもブリーフィングを持ち進行状況を説明する」と話した。

先立ってキム・ファンシク国務総理は、報道機関の経済部長らと行った昼食懇談会で「自動車分野で韓-米協定を妥結した後に変化した環境を勘案し多少交渉の余地があるが、既存協定文をできるだけ直さないというのが我々の原則」と明らかにした。キム総理はまた、オバマ大統領の訪韓日程に合わせるために一方的に譲歩するのではないかという指摘に対し 「決して密室で拙速に交渉を終わらせることはないだろう」と話した。 チョン・ウンジュ記者 ejung@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/447678.html 訳J.S