原文入力:2009-08-28午後07:49:50
くつろぎの里・生涯最初の住宅
誓約貯蓄加入者に制限
人気地域‘民営’物量失踪
チェ・ジョンフン記者
政府が27日くつろぎの里住宅早期供給方案を出すや契約貯蓄加入者たちは大歓迎しているが、その一方で中小型アパートに契約できる誓約預金・掛け金通帳加入者の不満が強まっている。
くつろぎの里住宅は誓約貯蓄加入者をはじめとして無住宅新婚夫婦や老父母扶養世帯などが契約できるが、誓約預金・掛け金通帳加入者ははなから申請できないことによるものだ。今回新設される‘勤労者生涯最初特別供給’さえ2年以上の契約貯蓄加入者に入居対象を限定した。
不動産業界では参加政府以後、公共住宅の物量拡大で専用85㎡以下の誓約預金,掛け金加入者の疎外感が大きくなった状況で、今回くつろぎの里住宅拡大政策が‘くさび’を打ち込んだと評価している。人気地域は全てくつろぎの里住宅に供給され、はなから契約意欲を喪失した誓約預金・掛け金加入者が少なくないということだ。
政府は江南圏の新都市で中産層の熱い関心を受ける松坡慰礼新都市さえも全体供給物量(約4万3000世帯)の半分を越える2万2000世帯を誓約貯蓄加入者だけが契約できるくつろぎの里住宅として作ることにした。
慰礼新都市の場合、全体供給物量の40%(1万7200世帯)が中大型として供給される予定なので、くつろぎの里住宅を除く3800世帯だけ中小型民営住宅が供給されるという計算が出てくる。これは全体供給物量の9%にも至らない数値だ。この物量も公営開発方式を適用する場合は韓国土地住宅公社や地方公社が事業主体になり民間建設会社が施工を引き受け、やはり誓約貯蓄加入者に供給される展望だ。公営開発を適用した板橋新都市85㎡以下中小型アパートが誓約貯蓄加入者に供給されたのと同じだ。
このために既存中小型誓約預金,掛け金加入者たちは当然契約する所がない状況に追い込まれている。再開発,再建築事業地の中小型一般分譲を契約することはできるが、くつろぎの里住宅に比べれば供給物量が極端に不足する。だからといって誓約貯蓄(総合貯蓄)に通帳を切り替えにくい状態だ。誓約貯蓄に変えた場合、既存の誓約預金・掛け金加入期間は一切認められないためだ。
キム・ウンギョン スピードバンク チーム長は「政府が新都市や公共宅地まで民営住宅供給を減らしており85㎡以下の誓約預金,掛け金加入者が契約する所がますます減っている」として「職場新人の無住宅者ならば誓約貯蓄に新しく加入するのが良く、加入期間の長い需要者は85㎡超の誓約預金に増額する方法を考慮してみる必要がある」と話した。
チェ・ジョンフン記者cjhoon@hani.co.kr
原文: 訳J.S