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低価格航空会社, 上半期 売上 高空行進

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/370335.html

原文入力:2009-08-09午後08:13:50
済州航空・ジーンエアーなど2倍以上 増え
国内旅行増加など 景気低迷 反射利益

ファン・イェラン記者

低価格航空会社らの上半期売上が大きく増えるなど国内低価格航空市場がますます拡大している。

9日航空業界集計によれば、済州航空は上半期366億ウォンの売上を上げた。昨年同期167億ウォンより2倍以上増えた規模だ。済州航空は現在、国内低価格航空会社としては唯一、日本・タイなどに国際線3ヶ路線を運航中だ。下半期には航空機2機を追加導入し既存国内航空会社らが運航していない東南アジア スキ間市場を攻略し570億ウォンの売上を達成する計画だ。しかし、高為替レートと新種インフルなどの影響で国際線乗客が予想より減ったために上半期の営業利益は赤字を記録した。済州航空関係者は「国際線進出のために初期投資費用が多くかかったため」として「大阪行搭乗率が90%近くまで上昇するなど下半期には収益構造が安定するだろう」と話した。

昨年10月に運航を始め釜山~金浦,釜山~済州路線を運航中のエアー釜山も上半期273億ウォンの売り上げを上げた。持分を投資したアシアナ航空と供給座席を共有する‘コード シェア’方式が功を奏した。エアー釜山は今年730億ウォンの売上目標をたて来年3月には国際線就航を検討中だ。

大韓航空子会社のジーンエアーも上半期261億ウォンの売上を記録した。売上額は昨年の102億ウォンより150%以上急増し、去る4,5月には10億ウォンの営業利益を達成した。下半期540億ウォンの売上達成を目標にしているジーンエアーは来る10月に仁川~バンコク,仁川~マカオ路線の同時就航を始め、国際線運航にも参入する。去る1月に就航したイースター航空も上半期100億ウォン内外の売上を上げた。

このように低価格航空会社らの売上が急増したのは景気低迷で国外よりは国内旅行を選択した乗客が予想より増えたおかげだ。シーズンの7月末~8月初の金浦~済州路線の平均搭乗率が90%を上回るなど、低価格航空会社らは‘済州特需’を確実に享受している。低価格航空会社の市場占有率は昨年9%台から上半期23%台を記録した。ジーンエアー関係者は「航空機の安全に対する乗客らの憂慮もある程度解消されたので、国際線就航が本格化する下半期にも成長が続くだろう」と見通した。

ファン・イェラン記者yrcomm@hani.co.kr

原文: 訳J.S