hankyoreh

原文入力:2009-05-04午後07:03:36
家計も企業も借金返済 ‘アップアップ’

アン・ソンヒ記者

景気低迷で企業と家計の債務償還能力が低下し国内銀行圏の不良債権規模が20兆ウォンに肉迫していることが分かった。
4日金融監督院資料によれば、今年3月末現在の国内18ヶ銀行不良債権比率は1.47%で昨年末より0.33%ポイント上昇した。不良債権比率は総与信に対して元利金償還が3ヶ月以上滞った‘要管理以下’与信が占める割合で,2007年末0.72%から昨年末1.14%に上昇した。

銀行の不良債権残額は2007年末7兆7千億ウォンから昨年末14兆7千億ウォンに増えた後、去る3月末には19兆3千億ウォンに増加した。

金融監督院は「対内外経済条件が悪化し企業構造調整が本格化する中で中小企業貸出を中心に不良債権規模が増加傾向を見せている」と説明した。ただし1分期に新規に発生した不良債権は9兆3千億ウォンで昨年4分期の9兆5千億ウォンよりは増加幅が鈍化した。

部門別に見れば、企業与信の不良債権比率が昨年末1.41%から今年3月末1.82%に上昇し、特に中小企業の不良債権比率が同期間に1.93%から2.46%に急増した。家計部門の不良債権比率は昨年末0.42%から3月末には0.51%に上昇した。

国内銀行は1分期に貸し倒れ償却(1兆4千億ウォン),担保処分による回収(1兆1千ウォン),延滞利子回収など与信正常化(8千億ウォン)等の方法を通じて4兆7千億ウォンの不良債権を整理した。

アン・ソンヒ記者shan＠hani.co.kr

原文: 訳J.S