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“改善”等級評価を受けた企業「点数資料 極めて曖昧であきれてしまった」

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/532356.html

原文入力:2012/05/10 21:32(1395字)

企業同伴成長指数 初発表

造船・IT側「業種の考慮なし」
優秀等級企業は表情コントロール

 同伴成長委員会から“初めての成績表”を受け取った10日、企業の間で悲喜が交錯した。 “優秀”評価を受けた企業は表情コントロールに気を遣い、下位等級である“改善”評価を受けた企業は一様に不満を口にした。 “改善”や“普通”の等級を受けた企業は、同伴委の評価基準と方式に問題があるという反応だった。

 “改善”等級を受けたSTX造船海洋の関係者は「最近造船業界の状況があまりにも良くなくて中小造船会社の状況は大企業とは比較できない」として「現金決済の部分で低い点数が出たが、我々も緊縮状況で、協力業者への現金決済比率をこれ以上高めることは難しい」と語った。

 通信業者の中で唯一“改善”等級を受けたLGU+側も「現金決済など協力業者資金支援項目の点数が低くて下位等級を受けたものと見られる」として「評価結果は受け入れざるをえないが、規模が大きくて資金運用にも余裕のある企業と同じ定規で測られたことは残念だ」と明らかにした。 この会社の関係者は「競争業者であるKTやSKTとうちの会社は売り上げで2倍、営業利益は10倍の差がある。 それだけうちの会社は資金運用が難しいということだ」と語った。 同じく “改善”等級を受けたヒョソン(曉星)の関係者も「今回の調査に参加した企業は未参加企業より同伴成長意志が強い企業なのに、周りからは同伴成長という点でかえって低く見られるのではと憂慮される」と話した。

 評価基準に対し不満を表わすケースもあった。 “普通”の評価を受けたSKT関係者は「大企業の中で一番最初に協力業者に対する100%現金決済制度を導入するなど同伴成長政策を忠実に実践してきたのに、等級が思ったより低かった」として「アンケート調査項目が通信業の業種の特性を考慮せずに過度に製造業中心になっているためと思われる」と主張した。 現代重工業系列の造船所の中で唯一“改善”等級を受けた現代尾浦(ミポ)造船側も「同伴委から送ってきた点数資料が具体的な内容がなく極めて曖昧であきれてしまった」として、正確な指数評価基準を公開することを要求した。

 一方、“優秀”等級を受けた企業では「予想通りの結果」として喜びを隠さなかった。 現代車グループは素早く報道資料を出して「他の大企業が施行中の協力会社資金および経営支援活動の他にも、国外同伴進出など多様な同伴成長モデルの開発に最善を尽くす」と明らかにした。 ポスコ関係者も「協力会社と成果を共有する成果共有制が認められたもの」と解釈した。 サムスン電子関係者は「協力会社支援などに努力してきただけに予想された結果」として「今後もより一層同伴成長に努める計画」と話した。

イ・ワン記者wani@hani.co.kr

原文: 訳A.K